Cypher 2が遂に来た!
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Cypher 2 が来たぜ来たぜ来たぜ来たぜ!
Cypher 2参上!
fxpansion は Seaboard Rise や Blocks シリーズなど素晴らしいコントローラーを開発している ROLI の子会社になって以降、Strobe 2 はすぐにリリースされました。
僕はすぐにCypher 2、Amber 2がリリースされるであろうと楽しみにしていたんですが、中々リリースされずにやっと先日リリースされました!
DCAM Synth Squad のRittor Musicさんの説明記事を見るとどうやらリリースから8年も経過しています…w
MPE(MIDI Polyphonic Expression) 、5D(Strike, Glide, Slide, Press,Lift) を理解するのに必要な知識をざっと紹介してから、Cypher 2を紹介します。
できればStrobe 2を先に紹介してからCypher 2を紹介すべきでしょうが、今回は僕的には待望のCypher 2を先に紹介します。
(Strobe 2は1と同じく SH−101を意識したシンプルな構成ですが、Filter leakなど新しい機能がいくつか追加されている)
さてCypher 2を紹介する前に5D Touchと各ロゴの意味、実際の動きや実際にはどんなMIDIメッセージが吐き出されるかををざっくりを紹介します。
ROLiのController以外にも以下のマークで今後説明される場合もあるかもしれないので、マークとStrike, Glide, Slide, Press,Liftがそれぞれどんなメッセージを出力するかを覚えておくと損はないと思うのでプリントアウトするなり、自分専用に神に書いたり、Pagesでまとめたりして工夫して覚えるのもいいです。
Strike
打鍵した時の強さ、MIDIではOnVelocity
Glide
アイコンが象徴する様にSeabord Rise, Seabord Blockを横に滑らせる。MIDIは Pitch Bend
Slide
アイコンが象徴する様にSeabord Rise, Seabord Blockを弾きながら弾いてる手を前にスライドさせる。MIDIではMIDI CC 74
Press
弾いてさらに押し込む。 MIDIではaftertouch*またはpressure
Lift
鍵盤を話す強さ。MIDI ではRelease Velocity
の5つのマークと吐き出されるMIDIメッセージを暗記しておいてください。
どれもStrobe 2,Cypher 2のTrans Modのソースとして様々なパラメーターにアサイン可能!
Cypher 2
それではCypher 2を紹介します。(1よりも大幅にパワーアップしたので今回だけで伝えきれないかもしれません)
3つのオシレーターで合成したり、Audio RateでOSC2から1、OSC3から1にFMをかけたり出来ます。
Cypher 2
Cypher 1はこんな感じです、Cypher2と比べるとだいぶしょぼくて、GUIを拡大するとツマミの画像のシャギーが目立ちます。。
Synth部
3OSC(OSC1,OSC2,OSC3は微妙に違う!)
2Filer(Svf,Mgf,Mgx,Fat,Jpt,Comb)
2Shaper(Pre/Post)
Dual LFO x 2
Ramps
Analogセクション
Sequencer部
左側はSequencerかArpeggiator
右側は3つのMod Seq
どれもTrans Modのソースとして様々なパラメーターにアサイン可能でじゅらくよ 〜ん
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Effects部
FX A, FX Bの二系統でそれぞれ以下のカテゴリーのエフェクトを3段でかけられる
EQ
Dynamics
Delay + Reverb
Modulation
Distorsion
と大きく分けると3つのセクションに分かれています。
勿論、Cypher 1と同じくTransModulationができますがその数が24スロットに増えて、3段目のスロットはMPE,P1~P3 の為に用意 されています。
Trans Modをざっくりと動画で紹介
Fxpansionの一番素晴らしく考えた方は天才だと思えるTransModについては以下の動画で説明しました。
まずModulationソースを選択してその後にアサインしたいつまみの周りのリングがうっすらとなるのでその状態でドラックして膨大なモジュレーションソースから一度に多くのパラメーターをアサインできます。BipolarとUnipolerの違いに注意してください。
Bipolarは+ と- の方向に値が動き、
Unipolerは一方の方向にしか動きません。
動画をざっくり見てから、実際にデモ版を落としてアサインんしまくって見てください。
これまでの DCAM Synth Squad のStrobe1&2、Cypher1 などと同じく波形がどうなっているのかが真ん中のVisualizer によって視覚的にわかりやすく、さらにCypher 2ではオシレーター、フィルター、出力のミキサーの変更によってVisualizerにシグナルフローが表示されて変更される点がかなりわかりやすい と思いました。
ROLI Blockシリーズでの演奏例
また前半で紹介した
RoliのSeaboard Block, Lightpad Block Mを使用し演奏した例が公式のYouTubeで公開されています。動画内でのLightpad Block MはRoliのコントローラー付属のRoli Dashboard というソフトウェアでLightpad Block Mを「Rise Controller」に設定して使ってLightpad Block MをCypher 2のP1,P2,P3にアサインして使用しているようです。
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僕はV-Synth GTで初めてAftertouchを知り、Aftertouchを SynthのFilterにかけるLFOのAmountとLFO Rateをアサインするのを思いついてからはもはやAftertouchのないMIDI鍵盤なんて考えられない程ですが、Roliの5Dではさらに弾く時の表現力が高まるので段々と今後は何かしらシンセを買うとしてもROLIのMPE Compatible Synths DAW & Instrumentsの一覧 にあるソフトシンセ、ハードシンセを先に検討すると思います。
将来、Amber 2 がリリースされ、DCAM Synth Squad (DCAMシンセ軍団、シンセ野郎達) の2がリリースされるのはいつの日かととても楽しみです。FxpansionさんAmber 2をリリースしてくださいませ。
I’m looking forward Amber 2 and DCAM Synth Squad 2!
まだRoliのBlocksシリーズを所有してなくて日本語でサポートして欲しい方はMI7のショップから購入することをオススメします。
MI7のROLI紹介ページ
本家ROLIのBlockシリーズ製品紹介ページ