「Ableton Push」タグアーカイブ

2010年代の音楽制作などにインパクトを与えたモノ達

※あけましておめでとうございます。年末に書いたんですかポストしわすれてましたw

誕生日が12月12日ということもあって、毎年年末のまとめ記事を書くのが恒例になっておりますが、今年は2019年、つまり2010年代が終了するので、今年は少し趣を変えてみたいと思います。

2010年代に音楽制作に革新をもたらしたハードウェア、ソフトウェア、プロトコルなどの アンケート をGoogleフォームを使って取りました。

アンケートにお答え頂いた皆様ありがとうございました!
アンケート結果をグラフにしてみました。

2010s matome numbers

アンケートには各社DAW(ProTools,Cubase,Logic Pro X, DP)も選択肢としてあったのですが、Ableton Live, Bitwig Studio, FL Studio がアンケート結果に残りました。

モジュラーシンセやライブコーディング、PythonRaspberry PiPi Sound , ArduinoMozziSuperColliderも思ってたよりも伸びました。

全てについて書くと大変なので外せないものをピックアップして以下に書きます。


Ableton Push(2013) & Push2(2015)

Ableton PushはAKAIとの共同開発で2013にAbleton Live 9をハードウェアの様にコントロール出来るコントローラーとしてリリースされ、流石にAKAIと共同開発しただけあってMPCシリーズのNote Repeatボタンもあります。

Ableton Liveはそのままでも楽器に近いDAWですが、Pushに慣れればコンピューターの画面をみなくてもAbleton Liveをさらに楽器らしく使う事ができ、革命をもたらしました。

2015年にはディスプレイがOLEDになり内蔵デバイスの状態がアイコンで表示されたり、Mixボタンでミキシングまで視覚的にわかりやすくなりました。

使った事がある方ならばもはやPushを使わない生活なんてもはやあり得ないと思うはずです。


Ableton Live Suite

​2013年のAbleton Live 9、2017年のAbleton Live 10とリリースされ、とても一言では語り尽くせない魅力が沢山あります。

現在僕はAbleton Live Suite 10 suiteをPush 2と共に使っておりますが、常にAbleton Liveは起動していて生活の一部になってしまいました。

9から10にアップグレードすればわかりますが、もう9には戻れませんw

またKORG electribe 2GadgetPatterning 2など幾つかのiOSアプリケーションやelectribe 2はAbleton Live Projectとしてファイルを書き出す事も出来きるのはかなり便利で特にハードウェアのelectribe 2がハードなのにAbleton Live ProjectファイルとしてSDカードに書き出して保存できるのを発表時に知ったときは腰が抜ける程びっくりしました。


Ableton Link

一昔前なら複数代のMacなどをネットワーク経由で同期したりするのにMacだとAudio MIDI 設定で出来なくもなかったんですが、実際に試した事がある方ならわかると思いますがタイミングのズレが使い物にならないレベルでした。

MIDI Network Setup and MIDI Studio and Audio Devices

KORGから登場したWIST (Wireless Sync-Start Technology) が解決するかとも思ったのですが、対応するアプリケーションが少なく普及したとは言えなかった状況でした。

その後、Abletonから Ableton Linkが登場し上記の方法に比べて簡単にBPMを同期できます。

macOS/Windows、iOS/ AndroidやHardwareのAbleton Link対応のアプリケーションがどんどんと増えています。

僕自身もAbleton User Group Tokyoの言い出しっぺな義務感からかAbleton Link対応のiOSアプリケーションを沢山購入し複数代のiPad Proにインストールしております。笑

僕はAbleton LiveとReason/Reaktor/Bitwig、Ableton LiveとiOS、Ableton Link対応のiOSアプリケーションをインストールした複数代のiPad Proで同期したり様々な使い方をしています。

また昨年に2013年から始めたAbleton User Group Tokyoの5周年記念で、様々な音楽のバックグラウンドがある方々を集めて3〜4人毎にグループに分けて、それぞれ得意な楽器(ギター、ベース、ドラム、シンセ)を担当してAbleton Link対応アプリケーションを使ってセッションを行うというコンセプトの「 Link ∞ 」を行い、小規模ではありましたがとても有意義な時間を参加者は過ごしいい刺激になったと思います。
(今年は僕も含めて関係者が多忙につき実現できませんでした。申し訳ありません。)

昨年の「Link ∞」を思い返してみてあらためて思ったのは、
KORGのGadgetはAbleton Link対応のアプリケーションの中でもスイスのアーミナイフの様な万能なアプリケーションだという事と、

音楽は知識だけではなく経験こそが重要であるという事、つまりスタジオでギター、ベース、ドラムなどでバンドを組んで、他のメンバーのリフに合わせて「そう来たかじゃあこういう音を加えよう」という音を言語として話せるジャム経験があればかなり楽しい時間が過ごせますし、ある程度曲になってきますが、

打ち込みオンリーでやって来て、友人などと「音楽を使って会話できる」経験がないと、例えて言うなら楽器屋さんでヘッドフォン無しで色んな人が好き勝手に鳴らしてるカオスの状態でカオス過ぎてストレスになるので、まとめ役というか指揮者にあたる人がいないと形にするのに時間がかかると思います。


モジュラーシンセサイザーの新たな時代

僕は工学部制御工学科に通いながらバンド活動で三軒茶屋 ヘブンスドアを中心に羅根裏、渋谷 Cyclone、高円寺2万ボルトなどのライブや曲作りが忙しい90年代後半にアナログシンセサイザーを自作したいと思ったのですが、当時は今みたいに「達人と作る アナログシンセサイザー自作入門」などの素晴らしい良書も無かったので国会図書館で大昔ブームだった頃の書籍を当時の彼女も使ってローテーション組んでコピーしたりもしました。

ファーストシンセサイザーが再ブレイクする前のMS-20なので当時からMOTM、ModcamやMoog Modularや孫の代まで使えるBuchlaやsergeの存在は知ってましたが、学生にはとても手が出る値段ではありませんでした。

モジュラーシンセといっても音楽仲間には通じない状況でもありました。

そして何より重くて機能のわりにはパネルも大きかったんですが、ドイツのDoepferがユーロラック規格(Eurorack format)を提唱して以降、じわじわと盛り上がり始め2010年代はかなり盛り上がり、DCカップリングのAUDIO I/Fを使ってDAWからCV制御したりも今ならではの使い方だと思います。

Ableton CV Tools

今日のモジュラーシンセサイザーの再燃について詳しくは「 I dream of wires 」を見ればわかると思います。
(少し前までNetflixで観れたんですが、2019.12月現在は見れない様です。)
DVDもしくは日本語の字幕がありませんがVimeoで購入してみる事が出来ます。

https://vimeo.com/ondemand/idreamofwires

またVCV RackSoftube ModularCherry Audio Voltage Modularなど、Mac/Windowsなどで動作するソフトウェア版のモジュラーシンセも出始めており、「ハードウェア版のモジュラーシンセを始めるにはお金がないけど、どんなものだろう?」という疑問を持ってる方にはいいと思います。

とくにVCV RackはWindows/mac/Linuxで動作しオープンソースなのでプログラミングができる方は自分自身でモジュールを開発したり、VCV rackのサイトで開発したモジュールを無料/有料で配布したりも出来たり、VCV-BridgeというAudioUnit/VSTプラグインでVCV RackとDAW連携して使える様に出来たり、HOSTというモジュールでVCV Rackソフトウェア内でVSTプラグインが使える様にもなり、目まぐるしく進化しています。

DAWと共に使うにはパワフルなコンピューターが必要ですが、僕としてはVCV専用機を作ったり、ハードウェアの以下のYouTube動画の様にハードウェアのモジュラーシンセと組みわせせるも面白いと思います。


Love Cording

もしかしたらまだ知らない人もいるかもしれませんが、ここ3〜4年はライブコーディングというリアルタイムでプログラミングしながら音楽を演奏するのが盛り上がっております。

ここでいうライブコーディングは音楽や映像に特化したライブコーディングなので「そんなものは昔からあった」という音の出ないライブコーディングを取り上げてイチャモンつける老人はあっちに行ってくださいw

Toplap : ライブコーディングの総本山的なサイト

https://toplap.org/

全てをあげるとキリがないのでTidalcyclesとSonic Piだけ紹介します。

  – Tidalcycles

tidalcyclesはかなり初期の頃から使っていますが、僕はTidalcyclesを独学したおかげでやっとSupercolliderにも慣れてきました。
なんだかんだ独学が一番!
もしかしたらそこらの遊んでる大学生より勉強してるかもしれませんw

https://tidalcycles.org/

  • Sonic Pi

こちらもサウンドエンジンはSupercolliderなのでとても音が良く、Windows/macOS/Raspberry Piで楽しめます。
名前にPiが付く通りRaspberry Piにプリインストールされてます。

https://sonic-pi.net/

TidalcyclesもSonic Piも無料で楽しめるので公式サイトやYouTubeなどをみて見よう見真似で挑戦してみる事をオススメします。


MPC LIVE、MPC XやForceなどスタンドアローンで製作できる電子楽器が再登場

今年はAbleton Live&Push, Logic Pro Xももちろん使っていましたが、片瀬小中学校から親友で中2の時に僕に「アッチこれ聴いて!」とOzzy Osbourne Miracle Manをウォークマンで聴かせてもらい名曲を聴いた時に背中に電撃が走り、その後でMetallicaのRide The Lightningを聴かせてくれたメタルの戦友が地元に帰ってきてジャンルは違えどいまだに音楽を続け、僕はelektron DigitaktAnalog Rhythm mk2、彼はDigitaktOctatrack MKII をお互いに教えあったり、我が家のKRK Rokit 6でまだ防音工事をしてないので昼間に爆音でelektronのそれらのハードや今僕が作ってる曲や既にリリースしたけどマスタリングしなおしたい曲を聴かせたり、iPhoneのなんとかというライブ配信ツールで我がエレクト浪人H.Qでラップをしながら生放送をしたりと色々と刺激になりました。
もう何年も孤独過ぎて本当に辛かったので友人が遊びに来てくれるのはとても嬉しく、音楽的にも刺激になりました。

生放送している最中にAbleton Live&Pushで作ってる最中のプロジェクトのロード時間が長くて、改めてハードウェアの良さを再認識し、MPC 60 Mk2や最近のAKAIのMPC LiveMPC XAKAI ForceRolandのMC-707などスタンドアローンで完結するハードも2010年代後半はかなり熱かったと思います。

AKAI Force

Roland MC-707


MPE(MIDI Polyphonic Expression)

僕はV-Synth GTの鍵盤でAftertouchの可能性を初めて知って以来、ベロシティのみの鍵盤は全く欲しくなくなりました。
Aftertouchのアサイン次第でもかなり面白い事が出来るんですが、MPEは正式のMMA (MIDI Manufacturers Association) が承認したMIDI仕様になる前は記憶が確かならば「Multidimensional Polyphonic Expression」という名前で僕的にはこちらの方が分かりやすいんですが、要するにこれまでの鍵盤と違って以下の5つの表現ができる規格で確かキーボディストもギタリストみたいに自由自在で縦横無尽に演奏を表現したい事からRoli社や尊敬する天才でかつてMPCシリーズをAKAIと共同開発したRogerLinnさん、Keith McMillenさんが議論して作られた規格です。

5D
– Strike(On velocity)
– Glide(横に滑らせる、Pitch Bend)
– Slide(弾きながら手を前に滑らせる)
– Press(aftertouch)
– Lift(鍵盤を話す強さ、Release Velocity)

Media IntegrationさんのMPEの日本語の説明がわかりやすいかもしれません。

対応するハードウェアなどはどんどんと増えており、Roli社の傘下になったFxpansionのStrobe 2やCypher 2などは僕もRoliのSeaboard Blockと共によく使っています。

Cypher 2は以前にレビューを書いたのでよかったら参考にしてみてください。

Roliの製品を少し紹介

Roger Linn DesignのLinnstrumentなど色々とあるのですが、持っていないので僕が使ってるRoliの製品をざっくりと紹介します。

Roliの製品ではSeaboard RiseシリーズとBlockシリーズのSeaboard Block、ソフトウェアでカスタマイズ可能なLightpad BlockなどでMPE対応ソフトでこれまで出来なかった圧倒的な表現力が可能です。

僕はBlockシリーズのSongmaker KitをメインのMacでもiPad Pro、iRig Pro DUO、ヘッドフォン、電池で動く電子楽器を持って近所の芝生がいい感じの公園や暖かい日の弁天橋の近くで弾いたりしてました。
USB-Cケーブルで充電してして使い、普通の鍵盤と違い鍵盤(スイッチ類)が剥き出しになっていないので故障する心配もなく場所を選ばずに使えます。

僕は96年から様々なMIDIキーボードを何台も使いまくって故障して使える部品だけ部品取りをして捨てるといういわばMIDIキーボドは使い捨てに近いものだと思っていましたが、このRoliの製品はその概念を覆してくれましたw

現在Native IstrumentのKOMPLETE 49 Mk1を使っていて、一番左のD(レ)のキーが壊れかけているのですが、Mk3が出るとしたらMPEを出力できたら最高だと思います。

国内ではMedia Integrationさんが取り扱っております。

https://www.minet.jp/brand/roli/top/

今の所はスタートレックのホロデッキは2019年現在は実現不可能なのですが、もし可能だったら富士山や景色の良い山の上でおにぎりとSpectrasonicsのOmnisphereを弾くのはきっと気持ち良いだろうと思いますが、iPadでMPE対応のアプリケーションもあり、どうしても曲作りっていうのは運動不足気味になるので運動にもなるし2019年現在はそれもいいかなと思ってます。

IMG 9473

2019年現在の製作環境でもRoli Songmaker Kitでも勿論活躍↑

IMG 2670

バッテリー内蔵なので近所の芝生が気持ち良い公園でもiPad ProでiOSアプリのMoog Model D、Animoog、Model 15などMPE対応のシンセサイザーを鳴らし、公園内で放飼いのゴールデンレトリバーをチラ見しながら面白い音を出して更にチラ見を繰り返すと大喜びでダイビングボディアタックを喰らうのも含めて楽しいですw

IMG 9471

IMG 9472

弁天橋にてこのセットで鳴らしてると外国人の観光客が「すみません。写真を撮らせてください。」とわざわざ日本語で話しかけてくれて、
僕は「英語で構わないよ。どこから来たの?」と聞くとカルフォルニアから来たと言って少し色々と話しました。

現在対応のDAW/ソフトウェアシンセサイザー/ハードウェアシンセサイザーはRoliのサイトのCompatible synths, DAWs and instrumentsというページがわかりやすいです。

対応のソフトウェア、ハードウェアが2020年代はもっと増えていくと思いますが、どうなるか楽しみです。

※MPE 参考リンク↓

Roger Linn Design Linnstrument

http://www.rogerlinndesign.com/linnstrument.html

What is 5D Touch?
https://support.roli.com/support/solutions/articles/36000019157-what-is-5d-touch

MIDI Polyphonic Expression (MPE) Specification Adopted!

https://www.midi.org/articles-old/midi-polyphonic-expression-mpe

Compatible synths, DAWs and instruments

https://support.roli.com/support/solutions/articles/36000037202-compatible-synths-daws-and-instruments

さて2020年代はどの様な音楽製作環境を変えるモノ達が現れて、どの様な音楽が生まれるか今から楽しみです。

「The 5th Anniversary of AbletonUserGroupTokyo – Link ∞ 」イベントレポート

先週の10月14日に無事にAbletonUserGroupTokyo5周年記念として、 当時はなかったAbleton Link対応のアプリケーションを持ち寄って3〜5人ごとにグループに分けてセッションするという実験的ですがかなり楽しい試みのイベントを無事に開催できました。

会場は色々な種類のコーヒーが楽しめるCozy Style Coffeeさんの2階で行いました。

ある程度音楽的なバックグラウンドがある方が集まり、初心者から上級者の3グループに分けてBPMやキーを決めた後にドラムを誰かが鳴らしそれに合わせて、Ableton LiveやKORG Gadgetなど一人一人が1つの楽器を重ねるスタイルでバンドでスタジオでジャムった事がある方ならわかると思いますが、周りの演奏に合わせてセッションを行いました。当日は僕が普段使いまくってるiPad ProにAbleton Link対応のiOSアプリが沢山入ってるのを貸し出して使ってもらいました。

セッション様子①

セッションの様子

実際にAbleton Linkを使って3〜4人で実験してみればその楽しさがわかるんですが、14日に参加した方々は楽しく和気藹々としつつも音楽を言語として会話して夢中になり、Ableton Linkだけでなく人と人が繋がる意味合いでのリンクもできたと思います。

Atsushi Nakayamaさん(@mekayama)がシェアした投稿

各グループが練習した後で低音が出るIK MultimediaのiLoud Micro Monitor で鳴らしました。

Ableton Linkを使ってセッションする機会は中々なく、参加された方々も僕やスタッフの方々も皆んな楽しかったとメッセージを頂きました。

僕自身は学生時代に中学から始めたギターでバンドをしてライブをし、大学卒業後にエレクト浪人として曲を作ってSoundcloudにアップロードして海外の方にコメントなどを頂けると音楽を作ってて国境や言葉の壁はないのを実感する事がありますが、一人で夜中に作業するのはとても孤独なものです。

でも今回のイベントでは参加者やスタッフの方々と楽しく「音楽で会話し人と人が繋がる」という実際に参加した人でないとわからない楽しさを味わっていただけたので、僕自身も手伝ってくださったスタッフの方々も大成功だったと実感しました。

今回のイベントを機にユニットを組んだり、曲を作るモチベーションになったら嬉しいです。

最後に5周年イベントの「Link ∞」という祭りを手伝って頂いた3人に心から感謝申し上げます。

ありがとうございました。

Link ∞ 2018

909day

今日は9月9日、台風でバイクからブリトーが飛んでいきそうになりましたがダンスミュージックや電子楽器が好きな人は「909TR-909」が連想してRolandから復活したTR-8で909の音を出して曲を作っている方がいるかも知れません。

 

RolandからAIRAシリーズとしてTR-8,TB-3などが復活する前は高価な中古のオリジナルか色々なクローンの909,808,303を買うか、

今回紹介するD16のソフトウェア版の909,808,303などを選択していました。

 

 

D16の音源を整理すると

 

DRUMAZON = TR-909

 

 Drumazon 7 Drumazon TR909

 

NEPHETON = TR-808

Nepheton 3 Nepheton TR 808

 

 

 

PHOSCYON = TB-303

 

Phoscyon 1 Phoscyon

 

 

NITHONAT = TR-606

 

Nithonat 5 Nithonat

 

 

といった感じでどれも発音しずらいので僕はDrumRack+MaxForLiveデバイスでコントロールできるようにしたものを使っています。

デバイスラック化したDrumazonの名前を909とか慣れるまで名前を変えたりしてみるとわかりやすいです。

 

 D16 Set D16 Set 3

 

 

モノラルシンセのSH-101をマルチティンバーにしてエフェクトや機能を満載にしたLuSH-101もついでに使って遊んでみました。

 

LuSH 101 13 LuSH 101

 

 

 どれもマルチアウトに対応しているので試しにTR-808のリムとカウベルをマルチアウトしてわかりやすいエフェクトをかけてみました。

まずNEPHETONの出力先を決めておきます。

 

Nepheton 3 Nepheton TR 808 2

 

パラアウトしたい分だけAudioTrackを作りそのトラックのMonitorをINにしてパラアウトしたい音源の音を選択します。

ソロにして再生して聞きながら選ぶとわかりやすいです。

 

 D16 Set D16 Set

 

 今回上記で説明したプロジェクトはSpliceにアップロードして置いたので是非落として遊んでみてください。

 

またD16がオリジナルのハードウェアと彼らが作ったソフトウェアの比較動画にて音を確認できるのでまだ持ってない方は参考にしてみてください。

 

またBeatmatchから909のグルーブが配布されているのでグルーブを抽出して適用したりするといいかもしれません。

 

 

 

【告知】ABLETON USER MEETING VOL.7 @Fai Aoyama 開催します

AbletonUserMeetingVol 7 web

 

こんにちは!こんばんわ!
エレクト浪人です。
Line6のAMPLIFI150で「愛用のFender Jazz Master以外にも鳴らしたい、やっぱりハムバッカーでメタリカ、オジーだろ」という勢いで最終的にはEMGのピックアップをマウントするので安めの エピフォンのSGかなと検索したらGibsonのSGJ2014が安かったので入手し、まだピックアップは変えていませんが、ノーマルのPUも中々良くて、Gibsonは高校の友人のレスポールもフライングVも重たくて弾きづらいイメージだったのですが進化していてとても軽いのに音がよく伸びるので少年の頃のように暇さえあればHR/HMを弾いていたら、左の人差し指が痛くなってしまい昨日から人差し指以外を使ってMacの操作をしていますw
やっぱりギターを弾きまくるにはメタリカ、オジーやベンチャーズ、デイックデイルが気持ち良いです! 
 

 

 さてAbleton User Meeting Tokyoの 1 周年を記念して来月の8月23日に拡大版として場所が変わり、Fei Aoyamaにて紅白やSXSWのPerfumeの舞台のこういった↓VJ、エンジニアをされてる真鍋大度さんとHIFANAのKEIZOmachine!さんが出演されます! 真鍋大度さんとはSNSで以前から繋がっていますがお会いするのが初めてなので楽しみです!

 

 

以下が詳細なります。おそらく混み合いますのでお早めにご来場ください。
 
 
 
毎回アーティスト/VJ/エンジニアなど様々なプレゼンターが、ドイツ生まれの音楽制作ソフトウェア =Ableton Live の使い方を披露する Ableton User Meeting Tokyoの 1 周年を記念して、8 月 23 日に 拡大版アニバーサリーイベントを青山 Fai で開催します。 ゲストプレゼンターは、プログラミングとインタラクションデザインを駆使してワールドワイドに活躍 する真鍋大度と、日本におけるフィンガードラミングのオリジネーター=HIFANAのKEIZOmachine!。 また、Ableton 認定トレーナーのYoshinori Saito と DJ At による 2 名によるモジュラーシンセと Ableton Live を組み合わせたセッションを可能にするシステムを紹介。さらに Sakiko Osawa を始め とする Ableton Live を使用したライブアクトも登場し、1 周年に相応しい豪華ラインアップでお届けします。 

 
 
 

イベント概要
名称:Ableton User Meeting V o l .7

開催日時:2015 年 8 月 23 日 (日) 17:00~23:00

開催場所:Fai Aoyama (東京都港区南青山 5-10-1 H2 AOYAMA BLDG B1F B2F) 料金:3000 円 (with 1D)

後援:株式会社ハイ・リゾリューション

 

出演者
プレゼンター

真鍋 大度

「Ableton Live の様々なユースケース 」

KEIZO Machine! (HIFANA)

「どんな音楽にも打ち込みのドラムをのせてみんなでノリノリ♫自分ってすごい!と勘違 いしよう♫」

Ableton Ninja Session (Ableton 認定トレーナー Yoshinori Saito & DJ At)

「MIDI いらず!?Ableton Live とモジュラーシンセのシンクロセッション」

Live
 Sakiko Osawa (Oiran Music)
  

Teezva

DJ
 蜻蛉

 
 
 

8 23AbletonUserMeetingVol 7 press release pdf page 2 of 2
真鍋 大度 

 メディアアーティスト/DJ/プログラマー。2006 年 Rhizomatiks を設立し、プログラミングとイ ンタラクションデザインを駆使して様々なジャンルのアーティストとコラボレーションプロジェクト を行う。代表的なものでは、坂本龍一とのインスタレーション作品『Sensing Streams』、Nosaj Thing のライブセットのビジュアルディレクションとプログラミング、Perfume のライブ演出の技 術面を担当している。
米 Apple 社の Mac 誕生 30 周年スペシャルサイトにてジョン前田、ハンズ・ジマーを含む 11 人の キーパーソンの内の一人に選出されるなど国際的な評価も高く、文化庁メディア芸術祭においてはこ れまでに大賞 2 回、優秀賞 3 回、審査委員会推薦作品選定は 8 回を数え、海外でも数々のグランプリを受賞。

KEIZOmachine!


Producer / DJ / 16pads Pusher / Percussionist / Killer Tune Digger
完全手動ブレイクビーツユニット HIFANA (ハイファナ)のメンバー。日本におけるフィンガードラ ミングのオリジネーター。HIFANA では音と映像が同期するプログラミングなしのLIVE を世界各地 で行っている。ソロの DJ ではオールジャンルをMIX。エフェクト、スクラッチ、パッドを駆使したLIVE感あふれる Killer プレイが特徴。また西アフリカの打楽器、アサラトの名手としても世界的に 名高い。数々の Remix、プロデュースワーク、CM 音楽を手がける。

Ableton User Group Tokyoについて

Ableton Live には、DJ を始めバンドやインスタレーションなど幅広い分野に渡って数多 くのユーザーがいます。Ableton User Group Tokyoでは、こうしたユーザーミーティ ングやワークショップを通して、これら違う分野の方々が交流できる機会を作り、 Ableton Live を中心としたコミュニティーを構築することを目的としています。
https://www.facebook.com/TokyoAbletonUserGroup 

【告知】ABLETON USER MEETING VOL.6 @ORBIT開催します!

こんにちは!こんにちは!

エレクト浪人です!

来月6月23日の火曜日にAbleton User Meeting Vol.6が開催されます!

僕自身の1つに「無いのなら作ってみせようホトトギス」という言葉があり、大好きなAbleton Liveの公認トレーナーや公認スクールが無い事にずっと疑問を感じていて2013年にAbletonUserGroupTokyoを立ち上げてから同年に色々な方々のご協力のおかげで渋谷でワークショップを行い、翌年の2014年に公認トレーナーの試験が日本で行われ、夏から色々な関係者のおかげでAbleton User Meetingが始まって6回目になりました。

僕はAbleton Liveの使用歴が4ぐらいからなので結構熟知していて教えたいネタが沢山あるのですが、毎回毎回、Ableton User Meetingの参加者の方々も積極的に手を挙げたり、ユーザーの数だけ色々な使い方があって毎回色んな意味で勉強になります。

Abletonユーザーなら参加し無いと損するといっても過言ではありません!

今回のVol.6も詳細は以下になりますがとても魅力的な内容になっております!

是非御来場頂きプレゼンターに積極的に質問したり休憩時間に来場されているユーザー同士で積極的に友達になったりしてみてください。

ちなみに僕は青いジャンパーの顔のデカくて声の高いのんびりした感じの奴なのですぐわかるかと思います(笑)

以下詳細↓

AUMT Vol6 web 100x100 Tate omote  20150524

Ableton Liveを使用していて「他の人はどんなLiveの使い方をしているか」と疑問や興味を持つこともあるだろう。そんなLiveユーザーのために、出演者達が各々のLiveの使い方を見せ合うことで、よりよいLiveの使い方を模索するユーザーミーティングの第6回目が開催される。

今回はAbleton認定トレーナーのKoyasと森谷諭がタッグを組んで登場。ターンテーブルをモジュラー構造の電子工作キット=littleBitsのシンセと組み合わせ、アナログな方法でAbleton Liveと同期・演奏する方法を実演する。

他には、サックス奏者のSinsuke Fujiedaのソロ名義 =Sound Furnitureが、生楽器をAbleton Liveと組み合わせたライブセットを紹介。

また、 Megumu Otaniはダミークリップと呼ばれるLiveのテクニックを駆使した「generative music( 育成音楽)」の構築方法を披露する。

2015/6/23(火)19:0023:00 @ Space Orbit (三軒茶屋)

料金:¥1500(ドリンク無し)

プレゼンテーション

Ableton Ninja Session | Koyas × 森谷諭

「ターンテーブルをシーケンサーにしたLiveの演奏」

Sound Furniture

Ableton Liveと生楽器を駆使した空間創出の方法」

Megumu Otani (moopee1176)

「オートメーション&ダミートラックテクニックを活用し、generative music(育成音楽)を。」

DJ:蜻蛉

https://www.facebook.com/events/1589234781335729/

【告知】ABLETON USER GROUP TOKYO PRESENTS ABLETON USER MEETING VOL.5 @ORBIT開催します!

こんにちは!こんにちは!

 エレクト浪人です!

4月21日(火)にABLETON USER GROUP TOKYO PRESENTS ABLETON USER MEETING VOL.5開催します!

場所はいつものお酒も美味しく素敵な空間の三軒茶屋 Space Orbitです!

イベントに参加される方は以下のFacebookのイベントページにて参加ボタンを押し、当日は混み合う事も予想されますのでなるべく早めに来場されて前の方に座ることをおすすめします。

https://www.facebook.com/events/1061152653901125/

毎回色々な方のプレゼンテーションを拝見してますが、ユーザーの数だけ様々なイケてる使い方があり、毎回勉強になるのでAbleton Liveの初心者の方は勿論、中級〜上級者でもご満足頂けると思います。

 

現在、日本国内のAbleton Liveユーザーが集う日本で唯一のイベントですので、会場に来場された 方同士で勇気を出して是非積極的にプレゼンテーションの休憩時間などに話しかけて友達になったり交流してみてください。

またプレゼンテーションでわからないことなども積極的に手を挙げて質問してみることをオススメします。

今回のプレゼンターはどの方も魅力的ですが、僕的にはKOYASさんのLeap MotionでAbleton Liveをコントロールするプレゼンテーションがとても楽しみです。

DJはAbleton User Meetingでのいいムードメーカーのおなじみの蜻蛉くんです。

僕にも遠慮なく質問でもなんでも積極的に話しかけてくださいね。

では当日お会いできることを楽しみにしています。

Atsushi Nakayama (Founder of Ableton User Group Tokyo, a.k.a electronin)

詳細は以下です↓

Ableton User Meeting Tokyo Vol 5 web flyer

各々の得意なAbleton Liveの使用方法を披露して貰うAbleton User Meeting Tokyoの第5回目。今回は、かつてVESTAX社の機材開発に携りパッドコントローラーのプロデュースも行ったフィンガードラマーのTeezvaが登壇。BPMにとらわれない生のライブ感を大事にしたLive Setの構築方法を披露。 

他にはAbleton認定トレーナーのシンセサイザー博士=Yoshinori Saitoが、Max for Liveで新しいデバイスを作ることなく、Ableton LiveだけでLate 80’sEarly 90’s のハードシンセに搭載されていた画期的なサウンド合成システムを再現。
Ableton User Meeting Tokyoのオーガナイザー/Ableton認定トレーナーのKoyasは、2回目の登壇。今回はモーションセンサーLeap Motionを使用して、手をかざすことでテルミンのようにAbleton Liveを操作する方法を披露する。 

日時

2015/4/21()
19:00~22:30 今回は終了時間が30分前にずれています。 
 

場所 

Space Orbit (三軒茶屋) エントランス 

¥1500(ドリンク無し )

出演者

Presenter

Koyas (psymatics/Ableton認定トレーナー)
Leap Motion を使ってジェスチャーでAbleton Liveをコントロール」
 

Teezva
Non Sequence Non Quantize BPMにとらわれない、ライブ感を追求したLIVE SET 

 

Yoshinori Saito (TACMI.ST / Ableton認定トレーナー ) Ableton Liveで再現する、往年の名機 !

【告知】ABLETON USER GROUP TOKYO PRESENTS ABLETON USER MEETING VOL.4 @ORBIT開催します!

こんにちは!こんばんは!

エレクト浪人です!

喪中なので「あけおめ!ことよろ!」とは言えないのですが、本年もAbleton User Group Tokyoとエレクト浪人をよろしくお願いします<(_ _)>

 

来月の2月24日にABLETON USER GROUP TOKYO PRESENTS ABLETON USER MEETING VOL.4@ORBIT開催します!

今回も混雑することが予想されますので以下のFacebookのイベントページにて参加するボタンを押し早めに来場される事をお薦めします。

https://www.facebook.com/events/838855222833450/

 

詳細は以下↓

毎回違うプレゼンターを起用して、制限時間20分の中で各々の得意なAbleton Liveの使用方をプレゼンテーションするAbleton User Meeting Tokyoが早くも第4回目を迎える。今回のゲストは、アレンジャー/マニピュレーター/エンジニアとして幅広く活躍し、雑誌サウンド&レコーディングマガジンでもお馴染みのAbleton認定トレーナー=草間 敬が初登壇。ミキサーとしても活動中の同氏が、Liveならではのテクニックも織り交ぜながら、トラックメーカー向けにLiveでミックスダウンするテクニックを紹介する。

 他には前回出演の森谷 諭が次世代マッシュアップ制作の続編を披露するほか、Ableton User Meeting Tokyo初の女性プレゼンターとして、Oiran Musicに所属しオランダ7Stars Musicからのリリースも重ねるDJのSakiko Osawaが登場。Allen & Heath K2を使用してLive Setをスマートに演奏するためのノウハウを披露し、新年第一発目に相応しい豪華ラインアップでお届けする。

※事前に予約の必要はありませんが、座席は早い者順です。

プレゼンター

草間 敬 (KURID INT’L/Ableton認定トレーナー)

「Liveでミックスしよう!」

森谷 諭 (Ableton認定トレーナー)

「続・作ってみようマッシュアップ!!!」

Sakiko Osawa

「コントローラーでLive Setでの演奏をスマートに。」

DJ:蜻蛉

料金:¥1500

AUMT Vol 4 web flyer

 

 

 

Ableton Live&Pushユーザーが同時に使うとさらに楽しくなるLiquid RhythmはPush以来の革命的なソフトウェアだ!

 

実は昨年末からCyclingのプロジェクトページでWaveDNA社のLiquid Rhythmを知り使っており秋にDirigentから国内発売となりました。

 

Liquid Rhythmは簡単に言うとLiquid(液体の,流れるような,流動性の) という言葉の通り、液体の様に流動的に即興的に複雑なリズムを作成する事が出来るソフトウェアです。

 

特にまだ初心者で「MIDIのドラムの打ち込みが簡単な4つ打ちは出来るけどドラムンベースやもっと凝ったリズムを作ってみたいけどどうすればいいかわからない。。」という方には最適なソフトだと思います。

 

Liquid RhythmはスタンドアローンPlug-In(AU/VST/RTAS)として使用しLive、LogicXやProToolsなどのDAWでも使用する事が出来ますが、Max生まれのソフトウェアなので、インストーラでインストール時にPlug-In以外にLiquid Rhythm用のMaxForLiveデバイス(LiquidRhythm.amxd)がインストールされます。

 

Max生まれなので明らかにMaxForLiveが使えるAbleton Liveと使うと、

相性がいい事が想像出来るかと思いますが今回は動画で、

 

Live内でPlug-Inとしての使い方や利点

Ableton Live + Push + MaxForLiveデバイスとしての使い方や利点

かなり丁寧に説明した動画を作成しました。

 

日本全国のAbleton Loverの為に丁寧に作りすぎて40分の長さになってしまいましたが、Live+Push+ Liquid Rhythmのアドバンテージが理解できLiveでの作業がもっと楽しくなり、Pushと同じくらいの革命的なソフトウェアである事を理解できるので是非長くて恐縮ですがフルスクリーンで見てみてください。

約1週間睡眠時間を削って作成したので体調を崩しましたw

Ableton Live+Pushユーザーこそ使うべきLiquid Rhythmのチュートリアル from Atsushi Nakayama on Vimeo.

 

まとめ

 

【Liquid Rhythmで今回発見した面白い点】

 

Surprise Meボタン

BeatForm SequencerとMolecule Toolsには”Surprise Me!(=驚かせて!)“というボタンがありそこを押すと予想外のビートが生成されます!

SrpriseMe 2

 

SrpriseMe 1

 

【DAWでプラグインとして使う場合の特徴】

DAWのプラグインとしてLiquid Rhythmを使う場合はLiquid Rhythm のAudioUnit/VSTプラグインをインサートすると Liquid Rhythmが自動的に起動

ドラムキットはLiquid Rhythm内臓のドラムキットが使えて、作ったパターンはDAWと一緒に保存される。

 

【Ableton LiveでMaxForLiveデバイスとして場合の特徴】

  • Liquid Rhythm用のMaxForLiveデバイス “LiquidRhythm.amxd”をロードするとPlug-inと同様に自動起動
  • 先ほど書いたようにLiquid RhythmはMax生まれのソフトウェアなので、当然MaxForLive&Ableton Liveととても相性が良い!
  • Liquid RhythmをMax For Liveデバイスとして使うとLiveのMIDI ClipがLiquid Rhythmと同期してリズムを作成でき、好きな音色のDrum Rackを使え、さらにエフェクトやDrum Rackのそれぞれのドラムパーツのパラメーターなどもリアルタイムやオートメーション出来る。また他社製のBatteryやBFDはDrumRack化して置く事で簡単に使う事もできる(こちらの記事を参照
  • PushがMaxからHackableな為にPushからLiquid Rhythmを自由にコントロール出来て即興演奏が可能!

 

 

今回の感想

昨年末から使い出したWaveDNAのLiquid Rhythmは、まさにこれはAbletonLive9ユーザーが使うべきソフトだと思いました。

 

Live 9のMax For Liveデバイスとして使用した場合のPushからリズムをコントロール出来る楽しさを知るともう他社のDAWは使わなくてもいいとさえ思ってしまいます!

ということで僕は圧倒的にLiquid RhythmはAbleton Live + Pushと同時に使用するのがもっともLiquid Rhythmのアドバンテージを得られると感じました。

 

 

さてLiquid RhythmのLiquidとはつまり液体ですね、液体と言えば水!

水と言えばブルースリーの「Be water my friend(友よ水になりなさい)」

という言葉を僕はこのソフトを使っていて思い出しました。

 

Empty your mind.

心を空にするんだ。
Be formless, Shapeless, like water.

形を捨てて水のように
If you put water into a cup, it becomes the cup.

水をカップに注げは、水はカップとなり
You put water into a bottle and it becomes the bottle.

水をビンに注げば、水はビンとなる
You put it in a teapot it becomes the teapot.

そして急須に入れれば急須になる
Now, water can flow or it can crash. Be water my friend.

水は流れる事も砕く事もできる 友よ 水になるんだ

 

 

つまり水のように柔軟になる事によって人は限界を超えられるブルースリーは説いています。この文章に世界的に共感している方が多くいてこのマッシュアップ動画はとても人気です。

 

 

武道家など様々な肩書きを持ち、ジークンドーを創始した事で有名ですが、

ジークンドーは決まった型を持たず、その場の状況に応じて柔軟に効果的で最大の打撃を与える武術であり哲学ですが、これはライブパフォーマンスやDJにおいても、人生においても重要な考えだと僕は思います。

 

つまりこのLiquid Rhythmを修行して使いこなしAbleton Liveのプロジェクトを上手く組めば、ブルースリーの様に柔軟にリズムでジークンドーをするかのごとくオーディエンスの反応に合わせてリアルタイムに変えて即興演奏ができる無限のポテンシャルを僕は感じました。

 

実際にLiquid RhythmをPushなどのLiquid Rhythm対応のハードウェアで修行をして達人になるとこのDJ Shineさんの様な事があなたもできるかもしれません。

 

DJ Shine’s Live Performance With Liquid Rhythm and Ableton Live:  

 

またDirigentさんがLiquid Rhythmの記事もとても勉強になっておすすめです。

MIDIAだった頃にemagicの時のLogicの紙のバインダーのマニュアルに様々なTip&Tricksが載っていて製品に対する愛が感じられてとても好感を持ってましたが、今も取り扱い製品の記事を頻繁に更新しているようで素晴らしいと思います。

 

このLiquid Rhythmは触れば触るほど新たな発見があり他にもWaveDNAのBlogを読むともっと面白い使い方がありそうなので発見次第ブログなどで書こうと思います。

 

※補足 ブリースリーとは

 

 

 

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Ableton User Group Tokyo presents Ableton User Meeting Vol.3 year end special 開催されました

 Ableton User Meeting Tokyo VOL3 web

告知しました通り12月4日に、Space OrbitにてAbleton User Group Tokyo presents Ableton User Meeting Vol.3 year end Specialが開催されました!

今回はスペシャルということで僕の大好きなNYとLAに拠点を置くDubspotのインストラクターのJosh Bessさんが来日していただいたのでJoshさんとDubspotへの感謝をダイレクトに伝えたく、拙い英語ですが英語と日本語を同時に書きます。

 We have Ableton User Meeting Vol.3  year end special at Space Orbit.

Finally, Mr. Josh Bess (Dubspot instructor /Ableton Certified Trainer) came Aleton User Group Tokyo!

I write blog in English to express my gratitude to Dubspot and Mr. Josh.

 

IMG 2698

開始前とプレゼンテーションのセットアップ中に蜻蛉さんがDJとMCで会場のテンションを温めてくれました。

Mr. Dragonfly heat up Space Orbit, our motivation by DJ and MC.

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プレゼンテーションのトップバッターは笠原 夏樹さんが「マイクを使ったライブパフォーマンスためのセッティング」というテーマでプレゼンテーションを行いました。

Ableton LiveがインストールされたラップトップとマイクとAudio I/Fのみでホーミーという歌唱法でリアルタイムに録音&ループしてカッコイイ音を重ねていました。

僕はホーミーという歌唱法を知らなかったので「笠原さんはバットマンのブルースウェインの様にチベットで修行してきたのかな?」と半分本気で思いながらパフォーマンスを体験してました。

リアルタイムパフォーマンスの為のバッファサイズの設定の説明やCPU負荷を減らすTips,オーディオのルーティングの説明もとても分かり易かったです。

1st presenter : Mr. Kasahara. 

Theme: Setting for Live performance with Mic

He used Ableton Live and Mic(Throat-singing) only.

He recorded his voice in real time.

His performance is so trippy and marvelous!

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2番目のプレゼンターは森谷 諭 (Ableton認定トレーナー)さん「作ってみようマッシュアップ!!!」というテーマーでプレゼンテーションを行いました。

Kenoteを使いながら必要な素材集めやキーが違うものを調整したりなどのマッシュアップに必要な事を実演して、最後にPushを使ってリアルタイムでマッシュアップを作っていました。

僕も何年も前にLiveでブッシュ大統領のスピーチでマッシュアップしたことがありますが久々にマッシュアップに挑戦したくなりましたw

2nd presener : Mr.Moriya(Ableton Certified Trainer)

Theme: Let’s make mash up!

He used 5 track for make mashup.

He taught us important points for make mashup.

Finally, he made mashup in realtime with Push!

Many Years ago, I made  President bush’s speech mashup.

I want to make mashup again.

IMG 2715

そして今回はSpecial Show CaseとしてJosh Bess (Dubspotインストラクター/Ableton認定トレーナー)さんがNYから来日して「building full track, quick and easy, in Session and Arrangement View.」(セッションビューとアレンジメントビューを使って手早く簡単にトラック制作)というテーマでプレゼンテーションを行って頂きました。

僕は暇さえあればDubspotのBlogやYouTubeの動画を沢山観ているDubspotの大ファンなのですごくありがたく嬉しかったです。

英語がわからなくてもDubspotのYouTubeの動画を一時停止しながら見よう見まねでで試してみるといいですよ。

LiveのprojectはJoshさんオリジナルのminimal technoの曲でカッコイイ曲を作るための重要なポイントをKeynoteで説明して頂きました。

英語がわからない方のために液晶パネルを使って子安さんが同時通訳で日本語のテキストを高速で打ち込んでいてとても大変そうでした。

子安さんお疲れさまでした。

Special Show Case: Josh Bess (Dubspot instructor /Ableton Certified Trainer)

Theme: building full track, quick and easy, in Session and Arrangement View.

Simultaneous interpreter: Mr. Koyas (Ableton Certified Trainer )

He made minimal techno with Ableton Live.

He taught us many important point for Making Cool Music!

The Audience had a valuable experience.

I was deeply moved. Because I am great fan of Dubspot.

I’m reading Dubspot’s blog  and watching YouTube almost every day.

I wanted to attend an online lecture in the next year.

Dubspot Online offer programs in Music Production, Sound Design, Mixing and Mastering, DJing, and Music Foundations.

僕は世界中の人と音楽やAbleton Liveの事を話したり交流したいと同時にDubspotのオンライン講座で学びたいと思って昨年の1月ぐらいからSkypeで英会話を毎日学んでいるので大丈夫でした。Dubspotのオンライン講座はLveだけでなくLogic,Reasonやサウンドデザイン、DJ、ミキシング、マスタリングなどを学べます。

だいぶ英語がわかってきたので来年辺りにモーリー・ロバートソンさんがBlock.fmで「ここ数年で一番いい買い物をした!」と絶賛してたTraktorの講座も凄く気になってます。

英語を勉強してTraktorの講座を受ければモーリーさんのBlock.fmのDJやニコ生のこのようなパフォーマンスが出来るのですよ!

 IMG 2705

 会場の様子↑

来場者の方々はとても真剣に見入って熱気がムンムンでとても積極的にに質問している方もいて嬉しかったです。

Ableton Liveユーザーの数だけ人それぞれに色々な使い方があるんだなぁとあらためて思いました。

すでにLiveを使っているユーザーもこれから使ってみようという方もAbleton Liveの色々な可能性を知って頂けたと思います。

以前も書きましたが僕はAbleton Liveの様々なノウハウをマニュアルは勿論の事、YouTubeにもチュートリアル動画が沢山あり、留学の経験もなく大学を卒業しても英語が喋れない僕でしたがバイク道を走り続けた今は亡き父が横須賀英語でバイクのパーツや修理に付いて話したりハーレーの英語のサービスマニュアルを読める様に僕も音楽に関連する事柄だけは読んだり聞いたり出来るのでYouTubeでAbleton LiveのTip&Tricksを毎日見ているうちに米国のDubspotや英国のPointblankの様なカッコイイ音楽を作る為のAbleton公認スクールの存在を知りました。

そして外国のAbleton Liveユーザーと英語と音楽を共通言語として教えたり教わったりしたいと思うようになり英会話も学び始めました。

そして一昨年の年末にDubspotが子供向けにDJやAbleton Liveを子供達に教え始めて僕は日本の音楽の未来がとても心配になり日本のガラパゴスな現状を変えたいと思いました。

僕の人生を変えた大好きなAbleton Liveの公認の学校、公認トレーナーが無い現状を少しでも変えたいと色々と考えた末にユーザー同士が知り合ったりディスカッションしたり出来るAbleton公認のユーザーグループが無い事に気が付きとても勇気がいりましたが、AbletonUserGroupTokyoを立ち上げてからありがたい事に色々な方に協力して頂き、去年は日本初のAbleton Liveのワークショップを5回、そして今年はAbleton User Meetingという形で夏から3回も行えたので関係者の方々に心から感謝してます。

そして今回そのきっかけをくれたDubspotからJoshさんが来日してプレゼンテーションをしていただいてとても感激し音楽的なガラパゴスの壁を少し取り覗けたと思いました。

世界のAbletonユーザーグループの動向を日々チェックしていますがインドネシアのユーザーグループ(Indonesia Ableton User Group)やUSAのユーザーグループに引けを取らない勢いが我々のTokyo Ableton User Groupにもあると思います。

また今年は世界的に有名なRed Bull Music Academy(RBMA)が東京で開催されたり、Sony MusicもSonic Academyが開催されたりして良い音楽を作る為に色んな方々が立ち上がっている様に感じられる年でした。

なのでAbletonUserGroupTokyoも負けてられません!

Resident Advisorの「RBMA 2014: 世界の今」という記事を読んで世界の色々な国々のミュージシャン達も日本と同じ様に自国の音楽の障壁となる色々な問題に悩んでいるけどそれでもDubspotで学んだり国境に関係なく音楽を共通言語として他の国の人とコミュニケーションしてる方がいる事をあらためて認識しとても励みになりました。

Ableton Liveで音楽を作ってSoundCloudなどで外国からコメントがついた時は例えようのない喜びに包まれるので是非Liveを有効に使って世界に向けて発信してみてください。

AbletonUserGroupTokyoのイベントとコンテンツがその為のヒントになれば幸いです。

次回は2月に行う予定です!

 

来年もよろしくお願いします!



2014.12




Atsushi Nakayama a.k.a electrounin and Founder of AbletonUserGroupTokyo



【告知】ABLETON USER GROUP TOKYO PRESENTS ABLETON USER MEETING VOL.3 @ORBIT開催します!

 

こんにちは!こんにちは!

 

 エレクト浪人です!

12月4日にABLETON USER GROUP TOKYO PRESENTS ABLETON USER MEETING VOL.3開催します!

今回は年末スペシャルということでDubspotのインストラクタ&Ableton認定トレーナーのJosh Bess氏が来て頂くことになりました。


また森谷 諭氏 (Ableton認定トレーナー)の「作ってみようマッシュアップ!!!」、笠原 夏樹氏の「マイクを使ったライブパフォーマンスためのセッティング」も見逃せません!

また今回もAbletonユーザーが集うなかなか無い機会ですので、各プレゼンテーションの合間やDJタイムなどに是非積極的に話しかけて交流してみてください。


参加を希望される方はFacebookのこちらのイベントページで「参加」ボタンを押してください。 https://www.facebook.com/events/654674997981405/


イベント詳細↓


 Ableton User Meeting Tokyo VOL3 web


Ableton User Meeting Tokyo Vol.3 Year End Special


 「自分が考えたAbleton Liveのイケてる使い方を発表する場を作ろう」という目的で始まったAbleton User Meeting Tokyo。このユーザーミーティングでは、毎回違うプレゼンターを起用して、制限時間20分の中で各々の得意なAbleton Liveの使用方をプレゼンテーションする。

 第3回目の今回は年末スペシャルとして日米のAbleton認定トレーナーを含む3名のプレゼンターが登場。スペシャルゲストとして、アメリカのAbleton認定トレーナーでもありNYの音楽専門学校=Dubspotの講師でもあるJosh Bessを招聘。Ableton Liveの特徴であるセッションビューとアレンジメントビューという2つの画面を用いて、短時間にトラック制作をするテクニックを紹介する。

 他には、日本初のAbleton認定トレーナーである森谷 諭が次世代のマッシュアップ制作方法を披露。また、第1回目からの参加者である笠原夏樹が、リアルタイムで声を録音・ループさせるパフォーマンスについてプレゼンテーションを行う豪華な内容で年末を飾る。


日時

12/4(木)19:00~23:00


場所

三軒茶屋orbit


エントランス

¥1500(ドリンク無し)


出演者

プレゼンター


Special Show Case

Josh Bess Josh Bess (Dubspotインストラクター/Ableton認定トレーナー)

「building full track, quick and easy, in Session and Arrangement View.」

(セッションビューとアレンジメントビューを使って手早く簡単にトラック制作)


Presenter

森谷 諭 (Ableton認定トレーナー)

「作ってみようマッシュアップ!!!」


笠原 夏樹

「マイクを使ったライブパフォーマンスためのセッティング」


DJ
蜻蛉


J

Josh Bess(Dubspotインストラクター/Ableton認定トレーナー)


NY出身のパーカッショニスト、エレクトロニックアーティスト。10代半ばからドラマーとして音楽活動をスタートさせる。 多種多様なバンドに参加しキャリアを積む一方、電子音楽にも興味を持ち始める。オーディオエンジニアリングスクールを卒業し、2011年にエイブルトン公認トレーナーの資格取得。ドラマー、オーディオエンジニアとしての豊富な経験と知識は彼の今日の楽曲制作に生かされている。


http://www.joshbess.net/


m

森谷 諭


17歳の頃からドラムを始めRockやPopsのコピーから音楽の世界に興味を持つ。その後FunkやSoul等リズム感溢れる音楽に触れてからダンスミュージックに傾倒。

様々なアーティストのサポートドラムでレコーディングやツアーに参加しつつも、音楽で人を踊らせる事への興味は尽きず、生楽器から電子音の世界にまで幅を広げ、2013年から自身が歌とプログラムを担当するバンド『イワモリ(iwamori)』を結成。

Ableton Live9とPushを操りドラマーとして培われたリズムパターンを土台に、バンドサウンドとエレクトロニックサウンドを融合した楽曲を制作。現在Sound CloudやYoutubeにて毎月定期的に新曲を配信中。


https://www.youtube.com/user/7010iwamori3104

https://soundcloud.com/iwamori



K

笠原夏樹


ホーメイとableton live を使用してのライブパフォーマンスをする人。自身の声を使い、地響きのような超低音から笛の音ような高音までを操りディープな世界を作り出す。

今回プレゼンする内容はリアルタイムで声を録音・ループさせることがメインとなり、普段パフォーマンスで使用しているセッティングでもある。また、その際に気をつけることやルーティングの方法なども紹介する。


※ホーメイ:トゥヴァ共和国に伝わる歌唱法。声の倍音成分をコントロールし一人で二つの音をだしたり、地声のオクターブ下の低音で歌うことを可能とする歌唱法。


https://www.youtube.com/user/natsukikasahara

 


 

 

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Ableton User Group Tokyoについて

Ableton Liveには、DJを始めバンドやインスタレーションなど幅広い分野に渡って数多くのユーザーがいます。Ableton User Group Tokyoでは、こうしたユーザーミーティングやワークショップを通して、これら違う分野の方々が交流できる機会を作り、Ableton Liveを中心としたコミュニティーを構築することを目的としています。

https://www.facebook.com/TokyoAbletonUserGroup