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38年目の僕というソフトウェア

今日は僕の誕生日です!

76年の雪の日の朝に生まれました。

これは60年代後半のハッピーバースデーの歌が今では英語でよく歌われてますが日本語で歌われている場面です。

さて毎年恒例の誕生日記念に今年嬉しかった事や来年にやるべきTodo、物欲などを述べようと思います。

今年辛かった事

①父の他界

辛かったというかもう数年前から脳の腫瘍と戦っていた父の中山正行(片瀬オート創業者)が他界するのを覚悟はしておりましたが62歳という若さで、新潟の雪道でワンボックスが雪道にハマりスタンドに行く途中で「大動脈解離」によって雪道で倒れて亡く立っていたのは、覚悟していたといえ、辛くないといえば嘘になります。

葬式は僕と妹、義理の弟と3人だけで行い祖母はまだ生きているのですが、来ませんでしたので僕は父方の祖父には二度と会いたくありません。

妹は雪道で倒れていた時に父が涙を流しながら亡くなっていた事に泣いていました。

本当に沢山の警察官が御焼香に来ていただきました。

父はバイク道に走り続け創業時から死ぬ直前まで整備士としてバイクに命を懸けて、インターネットのない時代にパーツを輸入したり、パーツを制作したり、常に父なりの革新を続けました。

国内の二輪車に対する二輪車メーカーがモーターサイクルのイメージ改善を全く行わなかったですが、父は出来る限り努力(バイクの安全な乗り方を定期的に自動車学校で講習したり、白バイや警察の方々とも協力)し続けた事を誇りに思います。

小さい時から僕はもちろん小学校の親友にも片瀬海岸の砂浜でバイクの安全な乗り方や転んだ時の痛さ、整備のイロハや高校の時にモノマガジンで見つけたCB125JXを長野の今は亡きKさんという解体屋で山の中に保存してある旧車を仕入れて交流が始まり、レストアの方法を僕に教えてくれて、整備の面では湘南でハーレーやトライアンフをまともに修理できる腕を持つ父でしたが、結果的にレストアに関しては僕は彼よりを超えて父もそれを認めてくれました。(お客さんが僕がレストアした愛車のCB125の仕上がりを見て旧車のCB400を乗って欲しいと頼まれた事もありました)

死は何年も前から覚悟はしていましたが、結婚する姿も孫も見せることが出来ないので、せめてスピード狂の聖地のボンネビルソルトフラッツ、マン島に連れてってやれなかったのが悲しいというより悔しいです。

父からはバイクや車以外の事も沢山の事を教わりました。沢山の時間を共に過ごし沢山喧嘩したり沢山笑いました。酔うと人生の名言を吐きたがる性格で沢山の名言のような事を毎日の様に聞かされ多すぎて覚えていませんが、とても正義感が強く何が悪で何が真の正義かという事を教わりました。

天国で父が喜ぶ様な人間になったら父を大昔からよく知る親友とボンネビル、マン島に遺灰を撒きに行こうと考えています。

②左腕骨折

ご存知の方もいるかもかもしれませんが、雪道で左肩を骨折して未だにリハビリ通いです。。

折った直後はギターリストとしての生命線である左腕が不自由でとても落ち込んでいたのですが、母にも助けてもらい母親のありがたさ、いつでも母は亡き親父と同じく僕の味方であるという事を改めて認識しました。(その代わり折ったばかりの時のお気に入りの長袖を全てハサミで切られてしまいい。現在着る服がないので半袖+カーディガンでしのいでおります。。w)

雪を甘くみてはいけないと思うと同時に、次に自爆するときはなるべく足を骨折するようにしますw

今年に嬉しかった事&参加したこと

① : 昨年の夏にWatsusiさんにAbleton Liveを個人レッスンさせて頂き、仲良くさせて頂いておりますが、そのWatsusiさんの私塾のリミックスコンテストで優勝した事が今年は僕のエレクト浪人(electrounin)としての活動一番嬉しいです。

②:昨年の初めに僕が日本国の音楽教育の向上や継承、知識の共有、交流や音楽の文化及び関連する産業を他国に負けない誇れるレベルにするという大義を持って設立したAbletonUserGroupTokyoは昨年も様々な方に協力して頂きありがたくとても嬉しかったですが、今年に入り運営メンバーにKOYASさん、DJ.AtさんMirroboyさんが加わって頂きとてもとても心強く心から感謝しております。勇気を出して設立して本当に良かったです。さらに4月から5月にかけて日本初のAbleton公認トレーナーの試験が行われた事もとても嬉しかったです。僕は今回は残念ながら駄目でしたが、Abletonは僕の人生が変わったソフトウェアで少しでも多くの人に伝えたいのでまた試験が行われたら挑戦するつもりです!

③:今年も国内外の素晴らしい方々と出会えた事!

④:左腕を骨折した事でギターを弾けるありがたさ、五体満足のありがたさを改めて実感した事!

今年の反省点と来年のToDoなど

 

① AbletonUserGroupTokyoをもっと盛り上げユーザー同士の出会いや学び合う機会を提供したい。

②Max4Liveのチュートリアルが多忙の為に更新できていないので更新するのとAbletonのチュートリアル動画を沢山作る。

③もっと曲をたくさん作ったり、RemixCompに参加してさらなる修行をし自分なりの手法をもっと見つけたり、兵器級の声を持っていると従兄弟のお嫁さんに褒められたので歌いたいと思います。

④もっとアルバムやEPを出す!

⑤DubspotのAbletonやTraktorのオンライン講座を受講する!

⑥音楽の事でもそれ以外の事でもっと沢山の事を学び、教えられる事はオンライン、オフライン問わず多くの世代の人々に教える。

⑦営業力を付ける!(ご存知の通りのGeek野郎で人見知りなので自分を売り込む営業力というものがなく自分の営業力の無さに涙が涙がちょ途切れておりますw)

⑧多くの子供達や僕に夢を与えてくれた日本の特撮や僕の大好きな時代劇に貢献したい!

僕がもし中学で吹奏楽部に入ってギターや音楽の楽しさを知らなかったら間違いなく特撮業界に入ってました。詳しくは「日本特撮に関する調査報告」をご一読頂きたいのですが、日本人にしか作れない素晴らしいコンテンツ及び関連する技術が危機に瀕しています。僕はその事をとても悲しく思っています。

黒澤明は羅生門の受賞祝賀会でこの様な言葉を言っていたようです。

「日本映画を一番軽蔑してたのは日本人だった。その日本映画を外国に出してくれたのは外国人だった。これは反省する必要はないか。浮世絵だって外国へ出るまではほとんど市井の絵にすぎなかったよね。我々は、自分にしろ自分のものにしろ、すべて卑下して考えすぎるところがあるんじゃないかな? 『羅生門』も僕はそう立派な作品だとは思っていません。だけど、「あれは まぐれ当たりだ」なんて言われると、どうしてすぐそう卑屈な考え方をしなきゃならないんだって気がするね。どうして、日本人は自分たちのことや作ったものに自信を持つことをやめてしまったんだろう。なぜ、自分たちの映画を擁護しようとしないのかな? 何を心配してるのかなって、思うんだよ。」 – Wikpedia 羅生門 (1950年の映画)

この言葉を聞いてあなたはどう思いますか?

勿論これからどんどん英語は大事になってきますし能動的に海外のニュースやコンテンツを知ることはとても大事で日夜僕も英語圏のニュースや論文を読んだりコンテンツを楽しんだりしています。

でも「特撮=子供やオタクの為のもの」「時代劇や時代小説=お年寄りがみるもの」という偏った固定観念や無知から興味を持とうとしない人々が多い様に感じます。

僕は亡くなった父方の祖父と面白い時代劇や武道、仏像、歴史などの話をするのが大好きでしたが、母や5~60代の親戚には話が通じず、僕が母に話しているのに偏向報道のニュースやワイドショーを「見ているからいっぺんに聞けない」というわりには「今のニュースはどういう内容だったか説明しなさい」と言うとアバウトなんてもんじゃない適当な回答が帰ってきたり昨日もニュースでリチャード・アーミテージが出てて「お!アーミテージだ!」と言うと「ええっ!何で名前知ってんの!」とありえない驚きをされて説教しました(笑)

来年の物欲

あまり欲しいものを公開するのは恥ずかしいですが公開します。

来年中に買えるかどうかわかりませんがw

TTSH Arp 2600 clone

KORG MS-20 mini

maschine studio

Juno-106を再び!

TR727

Moog Voyager XL

DSI Prophet 12

Elektron Analog Key

Elektron Analog Rythm

Teenage Engineering OP-1

Makenoise&Mutable Instrumentsを中心としたModular Synth

FilterBank2 x2

Buchla 200e

MOTUのThunderboltのAudio I/F

Softube Console 1

ThunderboltのUAD

Rode Mic NT5を数本

API 500, NEVE(Plug-Inではない本物!)

昨今の素晴らしいソフトシンセやAbleton Live&Max,Reaktorのおかげでこれでも以前よりかなり減りました。

技術はとても進みましたがハードシンセでしか出せない音もソフトシンセでしか出せない音もまだまだたくさんあると思います。

ハードもソフトもDIYで作れるものは作りたいと思います。

Arp2600 Cloneは今年は色々忙しかったので来年こそはと思っております。

僕はレビュアーではないのでこのリストにあるものは僕が死ぬまで使えてまだ結婚もしていなく子供もいませんが、将来この世を去る時が来たら従姉妹の子や甥っ子や姪っ子などに譲りたいと思います。

– 音楽以外(終電対策)

Indian Chief Classic

Harley Davidson (Custom Base用のshovel headかPan head )

Harley Davidson Forty Eight

Chevrolet Impala 1967(港北の知り合いの某ショップでエンジン&足回り置き換え)

以上、夢とやる事いっぱいの記事でしたw

これまで同様にもっともっと勉強や修行をし続けつつ、教えられる事やできる事を続けたいと思います。

そして来年も良い出会いがありますように!

2014年12月12日

36年目の僕というソフトウェア

とうとう今日の2012年12月12日で36歳になってしまいました。

 36年前の寒い雪の降る日に生まれ、両親の「人に篤く、歴史に名を残して欲しい」との思いから僕は篤史と名付けられました。

 よく自分自身を見つめ直そうとする時、僕は「子供の頃の自分は今の自分をみてどう思うだろうか?喜ぶだろうか?悲しむだろうか?」と自分自身に問う事があります。

この歳で結婚もしてないし子供もいないから少し悲しむかもしれません。

けど、これまで「この世にまだ無い音を作る」つまり音楽を原動力としてこれまで走り続けて来ました。

うっかり入学しまった制御工学部も「電子楽器を作る」という原動力が無かったらきっと卒業は出来なかったと思います。

その為にDSPやデジタル電子回路などを学んできました。

 卒業後は主に組み込み業界で働いて来ましたが、音に全く関わりのない事が多くて全身全霊を込められませんでした(笑)

その業界では色々なプログラミング言語やEagle、Altium DesignerなどECADの使い方も学ばせて頂いたので決して無駄ではありません。

 

2005〜2006年辺りにAbleton Liveに出会ってから、僕の音楽人生はガラリと変わった気がします。

現在ではご存知の様にMax4Liveの普及の為に日本語チュートリアルを無償で公開したり、まだ公開してませんが秘密裏にAbleton LiveのInstrument Rackをチューンアップしたり、MaxやopenFrameworksの学習など楽曲作成以外にも音をコアとした様々な行動をしています。

来年中にはあるブランド(名前と中身はまだ秘密w)を立ち上げるべく現在朝早起きしてドットインストールCodecademyで色々な事を日々学んでいます。また最近では英語とやる気さえあればKhanacademyなどで寄付は求めていますが基本無料で数学や物理、プログラミングなどを学べるサイトも現れて来ているので、お金を取る大学はこれ以上のものを提供できなければいずれは淘汰されるでしょう。

 また3Dプリンタの登場により近い将来、誰もが作りたい物がを作り販売する製造の民主化(Democratization of Manufacturing)の時代が訪れると僕は思います。

 

僕の場合は全ては音の為に作りたいものを作る為にこれまでもこれからも楽曲制作と同時進行で走り続けます。

 

ついでに今回は誕生日なので現時点で革命を起こす為の必要な機材つまり物欲を思い切りぶちまけたいと思います(笑)

 

まずは何と言ってもMPC Renaissanceでしょう。

昔、MPC2000を使っててMPCのダイレクトに音に触れるあの感覚と出音が大好きでした。

MPCの略は記憶が確かならば「MIDI Production Center」から「Music Production Center」に変わり今回「Music Production Controller」に変わり完全にソフトウェアベースとなったのでAKAIのソフトウェアに対する自信を僕は感じます。

 ライバル機としてはNative InstrumentsのMaschineシリーズがあり僕も夏に特売してたMaschine Mikroを入手したのですがこれが予想以上に素晴らしく現在ではAbletonと同時に常に起動している状態です。

特売の後にMaschine MK2が出てクロスグレードは出来ないらしいので若干腹が立ちましたがw、どうせ売っても二束三文だろうしこうなったらMPCStuffなどの改造パーツで改造しまくってショートカットを体に覚えさせて愛しまくろうと思います(笑)

 

 

次はARTURIAのMinibruteが欲しいです。

特にBrute FactorとSteiner-Parker filterというレアなフィルターを搭載している点が気になります。

 

 

 

 

ElektronのOctatrack&Analog4もかなり気になります。

ElektronにはSID Stationに楽器屋で出会ってから何か運命的なものを感じています。

 

 

 

あとはBuchlaとEMSはいつか必ず欲しいですねー。

特にbuchlaは機能も素晴らしいですがなんてったって見た目が可愛い!

フルモジュラーというとオタク臭がプンプンしそうですがw、そこにこういうポップなデザインを適用した点はシンセサイザーのデザインとしてとても大事だと僕は思います。

これを使いこなしている女の子がいたらかなり結婚したいです(笑)

 200e_patchcord_360px

 

 

 

可愛いと言えばTeenage EngineeringのOP-1もとても可愛くて素晴らしい。

 機能が優れているのは勿論デザインも優れているというのはどの分野にも大事な事だと僕は思います。

しかもこのTeenage EngineeringはツマミなどのCADデータを公開しユーザーが好きな様に改造できるのです!

おそらく日本の多くの大企業に欠けている点はこの辺りのセンスと懐の広さだと僕は思います。

 

 

 

 

 

 

ソフトウェアで必要な物としてはCycling74のGENというMaxの拡張ソフトウェアが1サンプル単位で処理を出来るらしいので結構気になっています。

 

 

 

 あとはなるべく忘れる様にしているのですがPropellerheadのReasonはどうしても気になってしまいますw

 

 

 

 

以上、思いっきりぶちまけました。

もしこれらを提供してくれる足長おじさんがいたらご連絡くださいw

必ず!必ず!素晴らしい結果を出す事を約束します!