「iOS Apps」タグアーカイブ

Ableton Linkを中心に電子音楽家の為の花見セットを考える

以下は先週に片瀬山〜鎌倉山〜3月末で工事が終わった段葛の桜の下見の写真です。

Cherry Blossoms @FujisawaCity & Kamakura City(2016)

 

花見だけでなく普段からお寺や神社に電子楽器やiPadを持ち運びサウンドスケッチをしていますが、僕がよく使っている例やヒントをリストアップします。

特にKORG Gadgetやelectribe2などはAbleton Liveのプロジェクトに書き出して後で編集することも可能なのです。いい時代になりました。

 

  • 電子楽器やミニミキサーなど電池駆動であること
  • バイクや電車で持ち運べるぐらいの数の機材に絞っておく。
  • カバンに入れても壊れないヘッドフォンなど
  • iOS Appsは可能であればAbleton Link対応のもの
  • MacBookProなどと使うAudio I/Fはバスパワーでコンパクトなものを選ぶ(Scarlett 2i4など)

 

 

 以下はヒントでかつお薦めの機材です。

 

お花見セット numbers 3

 

お花見セット numbers 4

 

 お花見セット numbers 7

 

 Banners and Alerts and お花見セット numbers

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はヘッドフォンやインイヤーモニターなどで桜や自然を感じつつ酒や弁当食べながらサウンドスケッチするのをお薦めしますが、近くでビブラートのDepthが深くてくどい演歌が聞こえたらRolandのCubeシリーズなどバッテリー駆動のスピーカーで対抗して鳴らしてしまいましょうw

お花見セット numbers 5

 

 

 

例1:バックに入るサイズでバイクや電車での機動性重視お花見セット_numbers 7

 

 

例2:車などでもう少し運べそうな場合
お花見セット_numbers
では良い週末を!

Ableton Linkが使える様になったAbleton Live 9.6リリース!

Ableton Liveのベーターでは使えてたAbleton LinkがついにLive9.6のリリースと同時に使える様になりました!
Ableton.comのAbleton Linkのページを見ているとAbleton Liveと対応のiOS Appsとの組み合わせで同期する様なイメージを受けますが、複数台のMac/PCにインストールされたAbleton同士でも環境設定でONにするだけで複数台のAbleton Liveを簡単に同期出来る様になります。
MacBookProSuite_copy 2.png
またLiveを経由しないで以下のvineの様にAbleton Link対応のiOS App同士でも簡単に同期できます!
巷ではスターバックスでMacBookAirを開いてEvernoteだけを使うドヤリングとやらが流行っていますが人混みが人の数倍苦手な性分なので僕はKORG Gadgetやelectribe2を鎌倉の人気の少ない秘密のお寺でサウンドスケッチする方が集中してできるのでそれがこの愛する藤沢&鎌倉を離れない理由の一つですw
実は僕はメインのMacBookProにインストールしたLive 9.6 suiteと古いMacBook白に以前にAbletonが行ったBeat The Clockで頂いたLive Liteをブラックフライデーなどの割引の時にStandardにアップグレードし、主にLive pack作って販売する前などに動作確認の為にしようしていました。
複数台のMacとProcessingやoFなどで映像とも同期するシステムを丸投げなどせずに全部自力で行う為に、2つのMacBookをLan経由で同期しようとしましたがどうしてもレイテンシーが酷くて使い物にならず、どうしたら同期出来るかを模索してオーストラリアの同期用の機器を調べたりを密かにしていました。
しかしこのAbleton Linkによって物凄く簡単に可能になり最近のアップデートの中で最も興奮する機能です。

<div>またMIDI Clockなどと違いLiveを再生したらスレーブ側も動くという感じではなく再生&停止は個別に行えるがBPMはキッチリ合っています。

LiveのメトロノームをオンにしてAbleton Link対応のiOS AppsとLiveを再生しテンポを変えるとその凄さがすぐわかりますので試してみてください。
現在考えられる簡単なシステムをわかりやすい様にざっくりとまとめました。

Massive AttackのRemix IOSアプリ

 Massive AttackがFantomというiOS Appsリリースしました!

内臓音源でリアルタイムにRemix出来るアプリです。

FantomはiPhoneのモーションセンサー、カメラ、日時やさらにAppleWatchを持っている場合は心拍数をもとにリアルタイムにリミックスされるiOSアプリです。

基本フリーで勘のいい方ならばすぐわかると思いますが英語がわからない方のために一応書いておきます。 

 Fantomを起動すると幾つかアプリケーションがiPhoneの内臓のモーションセンサー、カメラ、日時の情報とAppleWatchを持っている場合は以下の画像のようにその情報にアクセスさせるかを初回に求めてきます。

これは心拍数の情報にアクセスさせるかを求める画面なので心拍数を測定できるものがあればAcceptを押してください。

IMG 6315

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

こちらは日時と場所の情報をアプリケーションに使わせるかを求めてくる画面でこちらは僕はAcceptを押しました。

 
IMG 6316

 

 

こちらはカメラからの情報を求めてくる画面でこちらも僕はAcceptを押しました。

IMG 6317

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうすると以下の4つの音源を選べるのでどれかを選びます。

Screen322x572  1

 

 

そうすると以下のようなレントゲン写真の画像が現れます。

Personalの部分を押します。Originalの部分は現在はまだ使えない様でおそらくApp-In-Purchaseの形式で提供させるのではないかと思います。

IMG 6318 2

 

 

 

 

 

 

 

そうすると以下の様な画面になりレコーディングボタンを押してカメラやモーションなどの情報をもとにリアルタイムにリミックスができる様になります!

Screen322x572 2

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 

いくつか先週末に実験してみました!
 
 
 

 

この様な感じで 屋内と屋外の自販機の前で遊んでみました。 

時計をしない駄目な性分というかつけると気になってしょうがないのですがApple Watchが欲しくなりました。

僕はMassive AttackBjörkThe Chemical BrothersColdcut BT にとても影響を受け世の中でメディアアートやインタラクティブアートが今ほど認知される前からNTT ICCによく足を運んだり、今ではAuduinoやRaspberry PIや関連書籍が沢山ありますが静岡大学の長嶋陽一先生やIRCAMの赤松先生の影響で色々なセンサーや学習をしつづけて今日に至ります。僕に影響を与えたMassive AttackやBjörkなどは音楽的な才能は勿論ですが芸術やテクノロジーにも精通しています。決して丸投げしたりしないで今回紹介したFantomやBjörkのiOS Appなどもきっと一緒に開発者と創意工夫しながら開発したのだと思います。僕は億万長者では無いので自分で作るべく学び続けたいと思います。