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今年の音楽や色々のまとめ

本日12月12日に42歳になりました。 今年も毎年恒例の誕生日も兼ねた1年のまとめを書いて反省と来年度の課題を綴ろうと思います。 Netfilixのお陰でStar Trek TOS,TNG,Voyagerなどが見れる様になって知ったのですが、命よりも名誉を重んじるクリンゴン人では「名誉の日」というクリンゴンの儀式がある事を知り、ターグの心臓を食べてブラッドワインで流し込んだ後で棒で叩かれたり、溶岩の上を歩いた後で名誉ある戦士としての功績を述べる儀式がありますが、僕の場合は誕生日で年末ということもあり、戦士ではないですが、電子音楽侍エレクト浪人としてのその他の年末のまとめとして、丁度良いと思いました。 (因みにStar Trek Voyagerでは人間とクリンゴン人のハーフのボイジャー号の機関主任ベラナ・トレス中尉は恋人のトム・パリスと共にクリンゴンの儀式のホロデッキプログラムをシーズン4エピソード3の「名誉の日」と言うエピソードで儀式を行ってくれるホログラムのクリンゴン人を殴り倒して途中で棄権しましたw)

音楽関連

1. まだ発表はしておりませんが数曲できましたよ!

数曲Ableton LiveとLogic Pro Xで作った曲が既に完成していて、以前は完成したら直ぐにSoundcloudにアップロードして、一定期間フリーダウンロードという形でしたが、その形態はおこなわくなりましたが、既に4 ~ 5曲完成しているのです。 最近、iTunesなどで聴いてよかった場合にはLPで欲しいので僕もリリースする時はLPも出したいと思ってるのですが、個人で出すには結構高いのでどうしようかなぁと考え中です。

2. Ableton User Group Tokyo 5周年イベントとしてAbleton Linkを使用した「Link ∞」を行いましたよ!

暫くイベントは行えませんでしたが、さすがに5周年なので、某DTMスクールの中の方と心強い協力者2人で、Ableton Linkを活用したおそらく国内初の実験的な試みではありましたが、大成功だったと思います。 参加者はAbleton Linkでセッションするという機会が滅多にないので参加者にもご満足いただき、運営者の僕ら4人も実験的ではありましたがとても楽しく充実した日でした。​

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3. 今年勉強した事

これまでと同様に以下の事を独学で学びました。
  • openFramework、Processingの独学
  • Tidalcycles、Sonic Pi
  • Max 8とMaxForLive
  • 数年続けてるSkype英会話、そして実践
  • Fusion 360で机の図面の作成
新しく使い始めたソフトウェアやハードも学びました。
  • Digitaktを少しずつ(まだまだ)
  • iZotope Ozone Adv, Neutron 2,RX 7 ADVを少しずつ学んだ。(まだまだ)
  • Bitwig Studioを本格的に学び始める
  • AAS, Rob Papen, U-He、OUTPUTを触りまくって学びつつある程度曲になりそうになるまで使い込む(よってレビューが遅くなる。。w ソフトウェアのざっくりな機能のレビューとメーカーの動画だけのレビューは書きたくなく、「こう使うといいかも!」など自分なりのオススメの使い方が見つかるまで実は実験を繰り返している)
またこれまでと同様に以下の事を独学で学びました。

4.Atari 1040STを頂きましたよ!

Atari 1040ST(1986)を譲って頂きました。​
 

My new gear動いた!

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このAtariが出た子供の頃は貧しかったので、今の様にまさか音楽を作ったりするとは夢にも思わいませんでした。まだまだ使いこなせているとは言えませんが、Atari 1040ST本体にMIDI IN/Outが付いていて、elektron Digitaktと同じくらいMIDIの遅れが全くなくキビキビと動くのを何度か実験して体感しました。

10数年ぶりに音楽を続けている友人、恩人に久しぶりに出会った

この歳になると片瀬小学校、片瀬中学校、七里ガ浜高校の音楽の戦友とでもいいますか一緒にOzzy、Metallicaのコピーからオリジナル曲を作ったり、ジャムったりしてせっかく楽器をあれだけギター、ベースを弾けたり、ドラム叩けたりした親友が結婚したり、子育てで忙しかったりして、僕と大きく違い人生の大人の階段をどんどんと登ってってしまい、楽器を演奏しなくなった友人が多くて、僕はギター、シンセ、エフェクターの樹海の奥深くまで入って行き大人の階段をたいして登っておらず妙に寂しい年頃なのです。
音楽を辞め結婚した親友や幼馴染にこの歳になって、久しぶりに会えるのは勿論嬉しいですが、俺と同じく上手で無くてもいいからベースを弾き続けたり、積極的にハードウェア、ソフトウェアを学び続ける親友N君に会えて、とても嬉しかったです。
(本人にはあまり顔には出してませんがw) N君が片瀬中学の放送部で中2の頃に「アッチこれ聴いて!」と休み時間にオジー・オズボーンのMiracle ManMetallica の数えきれない名曲をウォークマンで休み時間に聴かせてくれて教えてくれたお陰で激しい音楽性を通過し、今はヘッポコギタリストですが、その後に続けたオリジナル曲のバンドから現在の電子音楽侍エレクト浪人(electrounin)として、Ableton Live&Push 2とギターやシンセを音楽の刀として使う形態になったわけでして、ある意味恩人でもあります。 最近の聴くジャンルは全く違いますが、続けている事がとにかく嬉しくて、マイペースでなんか一緒にやろうという事でPush 1を貸しました。 また大学時代にバラバラギャルというバンドでとてもお世話になり、初めてのレコーディング&レコードのリリースをさせて頂いた三軒茶屋のヘブンスドアのMさんとつい最近とLineで出会いました。 おそらくこのブログも読んでるかもしれないので、Mさんライブも1年に3回ぐらいなら出来ますよ! かつては片中、七里ヶ浜高校、大学まで音楽を続けていた仲間がどんどんと結婚して音楽を止める中で、片中からの親友にかなり久しぶりに出会えた事、とてもお世話になり当時から「ナカヤマ君だけは続けなさい」と押してくれたMさんとLineで出会い、
音楽を続ける事がいかに重要であるかを再認識しました。

これまでもこれからもギターやシンセを弾き続け、主に音楽に関連する新しい技術やツール学び続け、AbletonやLogic Pro Xで曲を作り続け、夢を持ち続けたいと思います。 


去年にも増して盛り上がり今後も面白くなりそうだと感じている事

Live Cordingがどんどん熱くなっている!

一昨年ぐらいにSNSで田所さんにLive Cordingをしたいのですが、オススメはありますかと聞いてSonic Piを教えてもらったのですが、その後でToplap.org で知ったTidal(確か0.8ぐらいでした)をしり、海外のおそらく潰れるヒップホップ系の人が始めたTIDALと名前が被るのTidalcyclesになり、Super音はとても素晴らしいけどOS9の頃からExampleをちょこっと改造するぐらいだったSupercollider がTidalcyclesのお陰でだいぶ理解できる様になりました。


11月の14日にMutekでやっとお会いできた田所淳さんやTidalcyclesのAlex McLeanなどが出演した「Encyclopedia of Live Coding/ライヴコーディング大百科!」が開催されたり、MutekやAlgorave東京、大阪などで開催され去年にも増して盛り上がってると感じました。


僕はTidalcyclesとSonic Piをメインに独学しておりますが、Livecordingの総本山的なサイトのToplap.org などを掘り下げてみると他にもFoxDot(python使いにはオススメ)や色々とありますので、好奇心旺盛で独学でどんどんと学びたい特に学生さんは掘り下げてみる事をオススメします。 やっとお会いできた田所さんの本はoFもProcessingもオススメですが、新しくライブコーディングの本を出す様でこの本もオススメです。

Ableton Link

今年の5周年記念イベント「Link ∞」でも大活躍したAbleton Linkですが、Ableton Link対応のアプリケーションがどんどんと増えてきており、今後も面白い事になりそうです。

現状ではまだハードウェア対応のものが少ないのがさみしい感じで、Raspberry pi+PDのAbletonLinkのおブジェクトで作ってMIDIやCV/gateを吐き出したりするのを作るのも面白いんではないかと密かにたくらんでおりますw

MPE(MDI Polyphonic Expression)

ここで簡単に説明するのは困難ですが、MPE対応のコントローラーがRoli,Linstumentを始めどんどんと増えてきて、MPE対応のソフトウェア、ハードウェアが増えてきており、MPEはMIDIの標準化も最近されたようです。 今年のCypher 2が登場した時に僕が書いた記事やROLIやMI7さんのROLIのページを熟読してみるとわかりやすいと思います。 さらにMMAに最近大好きなAbletonやNative Instrumensが参加したのでこれから先のMIDIの進化も気になります。 MIDIでTECHNICAL GRAMMY AWARDを共同で受賞した故・梯 郁太郎さんやデイブ・スミスさんも 驚く様な進化が起こるという予感がしてなりません。 MMAの公式の規格になってからMIDI Polyphonic Expressionとなってますが、規格になる前のMultidimensional( =多次元の) Polyphonic Expressionの名前の方が僕はわかりやすいかなと個人的に思います。 MIDI Polyphonic Expression (MPE) Specification Adopted! @ MIDI Manufacturers Association (MMA) What is MPE? @ROLI What is MPE?@Rogerlinndesign 最近はソフトもハードも欲しいのがあってもまずMPEに対応しているかのRoliのListをみてから判断する様になりました。 リストの中のハードウェアでendorphin.esがダントツで気になります!​

VCV Rack

昨年も書きましたが去年にも増してさらにVCV Rackが便利になり、Ableton Linkモジュールは勿論、DAWからプラグインとしてVCV-Bridgeを使って一緒に使ったり、VCV Rack内でVST Plug-Inを使用できるHOST/HOST-FX($30) がつい最近追加されたりとどんどんと凄い事になってます。

音楽にもAIが入ってきている

近年色んな分野でAIが活用されて来ておりマスタリングサービスのLANDRに続き、前述したiZotopeのNeutron 2Ozone 8Nectar 3やなど音楽の分野でもAIが活用されて来ておりとても便利にはなりました。

確かにとても便利にはなりましたが、iZotopeの製品の場合はアシスタントと付く様に補佐として使いさらに微調整したり作り込んだりするのが僕にはベストだと思いました。 というか全てAIで済ませてしまってたら、僕は既に音楽に興味をなくしてしまいますw こういうツールがどんどんと便利になる中で学び続けて「自分なりの手法やテイストを加えられる」ことこそが今後重要になってくるんではないかと思います。

OUTPUT Arcade

正直、サブスクリプションの音楽ソフトウェアは好きではありません。 僕だけでなくAVID ProToolsがサブスクリプションになった時もStudio OneやAbleton Live,Logic Pro Xに移行した人を何人か知っています。 ただこのOUTPUTのArcadeは驚きました。​
コスパ的に素晴らしく、Spliceなどもたまに使っていますが、OUTPUT社ならではの触ってて気持ち良くかつ音色加工やマニュアルなど勘がいい人ならすぐにわかる素晴らしいGUIと数えることのできない膨大なLoopや効果音に圧倒されました。 かなりわかりやすい映像で例えるなら、初めてArcadeを触った時にマン・オブ・スティールのゾッド将軍が現れた時の地球人の気持ちの様な圧倒させすぎて呆然としている感覚になりました。 笑​

reFX NEXUS 2

つい最近の事ですが、いつもセール情報などをこまめにポストして皆んな大好きComputer Music Japanゆにばすさんのオススメで、すっかり導入するのを忘れてたreFX NEXUS 2をやっと導入し超気に入りました! Spectrasonics, KV331 Synthmasterと同じくらい即戦力な音が沢山入ってて本当に全く「なんでもっと早く導入しなかったのか」と思いましたw 勿論、僕もKORGのオリジナルのMS-20を20年以上前に入手してからシンセの音作りに目覚めて勿論全て納得した音色やメロディで作りたいと30ぐらいまでは気張っておりましたし、シンセの音作りをMS-20からV-Synth GT,Reaktor,Maxまで学んで今も学び続けていて、モジュラーシンセもやりたいぐらいなのでその気持ちもとてもとてもわかります。

でも思ったよりも、人生ってのは短いです。

買ったハードやソフトの高価なシンセサイザーで「音色だけ」を作りたかったのなら構わないですが、「曲」を作りたいのであれば12月から始まった現在のセールの時に導入してみて、曲を作りましょう。 既に良い音が沢山入ってるのですが、気に食わない音色があればエフェクトや音源を差し替えればいいのです。​

NEXUS 2をインストール後にRob Papen RAW-KICK以外は1時間でここまでできました! もう一度いいます。

思ったよりも、人生ってのは短いです。


音楽以外の出来事など

去年の大型トラック免許取得に続き、さらに難しい牽引免許を取得しました!

 

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これが今年の音楽以外では一番デカい成果です。 今後はバイクやバギーのフレームを溶接する為の資格やと自動車と2輪の整備士の勉強を本格的にしようと考えております!

大好きな京都のお婆ちゃんとの別れ

101歳でしたし大往生ではありますが、京都のとても可愛いお婆ちゃんが亡くなり寂しくなりました。

思い出は数え切れませんが、妹が腰越の病院で産まれる時におんぶして貰って病院まで通ったり、84年のつくば博でお婆ちゃんだけ迷子になったのは昨日のことの様に覚えています。​


スタン・リーさんが亡くなった

2年前の日本で初めての東京コミコンでスタン・リーさんが来るという事でGibson SGJにサインを貰い、一緒に写真を撮りました。その時はとてもお元気そうで「Hello」と笑顔でおっしゃっていただき、僕は緊張しすぎて「ヘ、ヘ、ヘーイ」と言ったらフフフと笑ってました。 昨年は行けなかったので今年は東映版のスパイダーマンの超合金ロボのレオパルドン/マーベラーと一緒に写真を撮りたいと思ってた矢先に訃報が入りとてもショックでした。 スタン・リーさんが亡くなられた事はこの地球だけでなく、太陽系、いや宇宙レベルの損失だと僕は思います。

勝新太郎の座頭市にかなりハマった

僕の音楽を作る部屋にはテレビが無く、台風でBSアンテナも壊れて以降は時代劇チャンネルが見れなくなって寂しかったのですが、晩御飯の時だけNHKのニュースを見るだけで11月からAmazon Primeの時代劇チャンネルで、テレビサイズの「新・座頭市」を初めて観て、勝新太郎の座頭市がカッコよすぎて仕込みづえ買って真似したくなるほどにハマりました。 居合だけでなく食べる座頭市、竹馬を作って冬の川を子供達に応援されながら渡る座頭市が達磨さんの様で可愛くてしょうがないです。Amazon Primeの時代劇チャンネルで、テレビサイズの「新・座頭市」を初めて観て、勝新太郎の座頭市がカッコよすぎて仕込みづえ買って真似したくなるほどにハマりました。

居合だけでなく食べる座頭市、竹馬を作って冬の川を子供達に応援されながら渡る座頭市が達磨さんの様で可愛くてしょうがないです。 この海外向けの「Zatoichi: The Blind Swordsman DVD Collection」 のPVを見れば良さが伝わると思います。​
​ 本年は本厄で一応、寒川神社で厄払いをして来年度は後厄で事故も病気もありませんでした。 そしてちょっと縁結びのお守りが効き始めた様です❤️ 来年度はトラック業界に転職しながら作った曲を移動中に運転に合うかを確かめたり、ガツガツ働いて、Ducati ScramblerやIndian FTR 1200 大型バイク(欲しいバイクがありすぎる!w )を買ったり、たまった曲を仕上げたり、ライブやったり、いい加減モジュラーシンセのケース買ったり、
アメリカ、チベット、ネパールのカーマタージでエイシェント・ワンに会ってドクターストレンジになったりアストラル界に行ったり、少林寺でカンフー習ったり、クンルン上空で飛行機事故にあって僧侶に拾われて特訓してアイアン・フィストになったりやる事が沢山ございます。

平成30年12月12日

ファーストフルアルバム発売しました!!

俺が生きた証を残したいと思い、要領の悪い子の僕が相当な時間と精神力を注ぎ込んでPresonus Studio One 2 Proを使ってやっとマスタリング終わって本日リリースしました!

子供の頃に行ったサボテン公演のおぼろげな記憶と攻撃的なトゲトゲしさをイメージしてCactus Parkとタイトルを決めました。

感無量で泣きそうです。( ;∀;)

試聴しながら僕の音楽変態歴を綴ったのでお時間がありましたらどうしてこんなに音楽バカになったかを読んでみてください(笑)

electrounin 1st full album : Cactus Park

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14歳からの略歴:

中2の時に吹奏楽部の部室でギターに初めて触りその楽しさに出会ってからかれこれ20年以上の時が過ぎました。色々な刺激的なジャンルの音楽を知り色々な影響を受け音楽の戦友達とバンドを学生時代はずっとしてました。

心の底から音楽が好きだからこれまで続けてきました。

決してモテたいからとか不純な動機で音楽を続けた訳ではありません(笑)

ギターに出会った頃はたまやRCサクセションから始まりBuck-Tick、X Japanを得て友人にウォークマンでMetallicaのride the lightningやOzzy OsbourneのMiracle manを学校で聴かせて貰って背中に電撃が走りました。僕の場合は本当に名曲に出会った時に背中に電撃の様なものが走ります。

さらなるその電撃を求めてMetallica、Ozzy Osbourneは音楽の戦友達と一通りコピーしパワーメタルやオルタナティブなどどんどん攻撃的な音を求めて最終的にはデスメタルのカバーまで辿り着きました。

当時は速弾きも相当練習しましたが、スウィープ奏法で有名なイングウェイを知った辺りから速弾きにもメタルのエッジの効いた重低音にも音色的に飽きてしまって色々とさまよいオリジナルのリフも書き溜めて行きました。ベンチャーズやディックデイルも弾きましたが弾いてて一番気持ちがいいのでこれからギターに挑戦する少年にはお薦めです。

大きいCD屋や楽器店など地元湘南の音楽シーンの震源地が当時は存在していて僕はそこでボアダムズ界隈の音楽に出会い、今考えるとその時が第2の転機だったと思います。

ちょうど大学受験を浪人して気分が暗い時期に親友と2人で狂ったオリジナル曲を作り始めました。

我が家で2人でラジオを録音してラジカセを2台使って暴力温泉芸者のようなことをしたり、

MPCを叩きながら2人でヘッドフォンを付けてマイク2台とでDJ-2000の内蔵のエフェクトとZOOMのマルチをマイク入力にかけて会話した時はお互い何を喋ってるのかわからずまるで笑いガスを浴びたかのように笑いが止まらなくてとても楽しい思い出でした。

その頃からバラバラギャルというバンドが始まりました。

そのバンドでのライブはギターソロの変わりにBOSS DD-3などを使ったノイズソロ的な感じでした。

その頃から「まだこの世にない新しくて刺激的な音を作りたい」という音に対する欲望(音欲)が増えてその延長線上でサンレコの「シンセはエフェクターだ!」という特集でKORGのMS-20というシンセサイザーを知り大学は制御工学という全く興味のない分野をそっちのけでシンセサイザーやMacで動くDAW(Digital Audio Warkstation)、音声処理やReaktorなどを独学で沢山学び知識や経験を身につけました。

そのバラバラギャルというバンドも軌道に乗り始め東京の有名なライブハウスで頻繁にライブをさせて頂くことになり、オムニバスのレコードにも参加し、RolandのVSシリーズのMTRを買ってあげるからアルバム出さないかというチャンスが到来したのですが、要領の良い他のメンバーはそろそろ就職活動をしたい&バブル崩壊で景気が悪化して僕は留年が決定したので大学を辞めて働きながら続けようと思ったのですが、親父と祖父母が古い考えで大反対されほとんど脅されながら大学行かされました。

僕が行っていた学部はほとんど学級崩壊してて授業の内容も聞き取れず教授もノルマ的にやっつけで教えている状態だったので全く身に付かず、就職氷河期で4年で新卒で就職したい奴はほとんどカンニングしてて要領良く卒業して行きましたが僕はそういう事は絶対したく無かったので他の学部のいい授業をうけて結局3留してやっと卒業出来ましたが、その学歴は現在のご時世では全く意味がありません。。

結局現在でも役に立っているのは独学で学んだ電子楽器やコンピューターの仕組みや全て音楽に関する知識と経験だけで現在でもMaxやAbletonなどの音楽に対する最新の知識を学び続けていますしどれだけ老いても学び続けたり教えたり、曲を作り、音欲を求めてシステムを考え続けるでしょう。

そんな音楽バカの人生だったのでもう燃え尽きるまで命懸けでやって行くでしょう。

ただその俺が生きた証を残したい思いでこのアルバム相当頑張って仕上げました。

頑張ったかいがあってコツがつかめた実感もあります。