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2010年代の音楽制作などにインパクトを与えたモノ達

※あけましておめでとうございます。年末に書いたんですかポストしわすれてましたw

誕生日が12月12日ということもあって、毎年年末のまとめ記事を書くのが恒例になっておりますが、今年は2019年、つまり2010年代が終了するので、今年は少し趣を変えてみたいと思います。

2010年代に音楽制作に革新をもたらしたハードウェア、ソフトウェア、プロトコルなどの アンケート をGoogleフォームを使って取りました。

アンケートにお答え頂いた皆様ありがとうございました!
アンケート結果をグラフにしてみました。

2010s matome numbers

アンケートには各社DAW(ProTools,Cubase,Logic Pro X, DP)も選択肢としてあったのですが、Ableton Live, Bitwig Studio, FL Studio がアンケート結果に残りました。

モジュラーシンセやライブコーディング、PythonRaspberry PiPi Sound , ArduinoMozziSuperColliderも思ってたよりも伸びました。

全てについて書くと大変なので外せないものをピックアップして以下に書きます。


Ableton Push(2013) & Push2(2015)

Ableton PushはAKAIとの共同開発で2013にAbleton Live 9をハードウェアの様にコントロール出来るコントローラーとしてリリースされ、流石にAKAIと共同開発しただけあってMPCシリーズのNote Repeatボタンもあります。

Ableton Liveはそのままでも楽器に近いDAWですが、Pushに慣れればコンピューターの画面をみなくてもAbleton Liveをさらに楽器らしく使う事ができ、革命をもたらしました。

2015年にはディスプレイがOLEDになり内蔵デバイスの状態がアイコンで表示されたり、Mixボタンでミキシングまで視覚的にわかりやすくなりました。

使った事がある方ならばもはやPushを使わない生活なんてもはやあり得ないと思うはずです。


Ableton Live Suite

​2013年のAbleton Live 9、2017年のAbleton Live 10とリリースされ、とても一言では語り尽くせない魅力が沢山あります。

現在僕はAbleton Live Suite 10 suiteをPush 2と共に使っておりますが、常にAbleton Liveは起動していて生活の一部になってしまいました。

9から10にアップグレードすればわかりますが、もう9には戻れませんw

またKORG electribe 2GadgetPatterning 2など幾つかのiOSアプリケーションやelectribe 2はAbleton Live Projectとしてファイルを書き出す事も出来きるのはかなり便利で特にハードウェアのelectribe 2がハードなのにAbleton Live ProjectファイルとしてSDカードに書き出して保存できるのを発表時に知ったときは腰が抜ける程びっくりしました。


Ableton Link

一昔前なら複数代のMacなどをネットワーク経由で同期したりするのにMacだとAudio MIDI 設定で出来なくもなかったんですが、実際に試した事がある方ならわかると思いますがタイミングのズレが使い物にならないレベルでした。

MIDI Network Setup and MIDI Studio and Audio Devices

KORGから登場したWIST (Wireless Sync-Start Technology) が解決するかとも思ったのですが、対応するアプリケーションが少なく普及したとは言えなかった状況でした。

その後、Abletonから Ableton Linkが登場し上記の方法に比べて簡単にBPMを同期できます。

macOS/Windows、iOS/ AndroidやHardwareのAbleton Link対応のアプリケーションがどんどんと増えています。

僕自身もAbleton User Group Tokyoの言い出しっぺな義務感からかAbleton Link対応のiOSアプリケーションを沢山購入し複数代のiPad Proにインストールしております。笑

僕はAbleton LiveとReason/Reaktor/Bitwig、Ableton LiveとiOS、Ableton Link対応のiOSアプリケーションをインストールした複数代のiPad Proで同期したり様々な使い方をしています。

また昨年に2013年から始めたAbleton User Group Tokyoの5周年記念で、様々な音楽のバックグラウンドがある方々を集めて3〜4人毎にグループに分けて、それぞれ得意な楽器(ギター、ベース、ドラム、シンセ)を担当してAbleton Link対応アプリケーションを使ってセッションを行うというコンセプトの「 Link ∞ 」を行い、小規模ではありましたがとても有意義な時間を参加者は過ごしいい刺激になったと思います。
(今年は僕も含めて関係者が多忙につき実現できませんでした。申し訳ありません。)

昨年の「Link ∞」を思い返してみてあらためて思ったのは、
KORGのGadgetはAbleton Link対応のアプリケーションの中でもスイスのアーミナイフの様な万能なアプリケーションだという事と、

音楽は知識だけではなく経験こそが重要であるという事、つまりスタジオでギター、ベース、ドラムなどでバンドを組んで、他のメンバーのリフに合わせて「そう来たかじゃあこういう音を加えよう」という音を言語として話せるジャム経験があればかなり楽しい時間が過ごせますし、ある程度曲になってきますが、

打ち込みオンリーでやって来て、友人などと「音楽を使って会話できる」経験がないと、例えて言うなら楽器屋さんでヘッドフォン無しで色んな人が好き勝手に鳴らしてるカオスの状態でカオス過ぎてストレスになるので、まとめ役というか指揮者にあたる人がいないと形にするのに時間がかかると思います。


モジュラーシンセサイザーの新たな時代

僕は工学部制御工学科に通いながらバンド活動で三軒茶屋 ヘブンスドアを中心に羅根裏、渋谷 Cyclone、高円寺2万ボルトなどのライブや曲作りが忙しい90年代後半にアナログシンセサイザーを自作したいと思ったのですが、当時は今みたいに「達人と作る アナログシンセサイザー自作入門」などの素晴らしい良書も無かったので国会図書館で大昔ブームだった頃の書籍を当時の彼女も使ってローテーション組んでコピーしたりもしました。

ファーストシンセサイザーが再ブレイクする前のMS-20なので当時からMOTM、ModcamやMoog Modularや孫の代まで使えるBuchlaやsergeの存在は知ってましたが、学生にはとても手が出る値段ではありませんでした。

モジュラーシンセといっても音楽仲間には通じない状況でもありました。

そして何より重くて機能のわりにはパネルも大きかったんですが、ドイツのDoepferがユーロラック規格(Eurorack format)を提唱して以降、じわじわと盛り上がり始め2010年代はかなり盛り上がり、DCカップリングのAUDIO I/Fを使ってDAWからCV制御したりも今ならではの使い方だと思います。

Ableton CV Tools

今日のモジュラーシンセサイザーの再燃について詳しくは「 I dream of wires 」を見ればわかると思います。
(少し前までNetflixで観れたんですが、2019.12月現在は見れない様です。)
DVDもしくは日本語の字幕がありませんがVimeoで購入してみる事が出来ます。

https://vimeo.com/ondemand/idreamofwires

またVCV RackSoftube ModularCherry Audio Voltage Modularなど、Mac/Windowsなどで動作するソフトウェア版のモジュラーシンセも出始めており、「ハードウェア版のモジュラーシンセを始めるにはお金がないけど、どんなものだろう?」という疑問を持ってる方にはいいと思います。

とくにVCV RackはWindows/mac/Linuxで動作しオープンソースなのでプログラミングができる方は自分自身でモジュールを開発したり、VCV rackのサイトで開発したモジュールを無料/有料で配布したりも出来たり、VCV-BridgeというAudioUnit/VSTプラグインでVCV RackとDAW連携して使える様に出来たり、HOSTというモジュールでVCV Rackソフトウェア内でVSTプラグインが使える様にもなり、目まぐるしく進化しています。

DAWと共に使うにはパワフルなコンピューターが必要ですが、僕としてはVCV専用機を作ったり、ハードウェアの以下のYouTube動画の様にハードウェアのモジュラーシンセと組みわせせるも面白いと思います。


Love Cording

もしかしたらまだ知らない人もいるかもしれませんが、ここ3〜4年はライブコーディングというリアルタイムでプログラミングしながら音楽を演奏するのが盛り上がっております。

ここでいうライブコーディングは音楽や映像に特化したライブコーディングなので「そんなものは昔からあった」という音の出ないライブコーディングを取り上げてイチャモンつける老人はあっちに行ってくださいw

Toplap : ライブコーディングの総本山的なサイト

https://toplap.org/

全てをあげるとキリがないのでTidalcyclesとSonic Piだけ紹介します。

  – Tidalcycles

tidalcyclesはかなり初期の頃から使っていますが、僕はTidalcyclesを独学したおかげでやっとSupercolliderにも慣れてきました。
なんだかんだ独学が一番!
もしかしたらそこらの遊んでる大学生より勉強してるかもしれませんw

https://tidalcycles.org/

  • Sonic Pi

こちらもサウンドエンジンはSupercolliderなのでとても音が良く、Windows/macOS/Raspberry Piで楽しめます。
名前にPiが付く通りRaspberry Piにプリインストールされてます。

https://sonic-pi.net/

TidalcyclesもSonic Piも無料で楽しめるので公式サイトやYouTubeなどをみて見よう見真似で挑戦してみる事をオススメします。


MPC LIVE、MPC XやForceなどスタンドアローンで製作できる電子楽器が再登場

今年はAbleton Live&Push, Logic Pro Xももちろん使っていましたが、片瀬小中学校から親友で中2の時に僕に「アッチこれ聴いて!」とOzzy Osbourne Miracle Manをウォークマンで聴かせてもらい名曲を聴いた時に背中に電撃が走り、その後でMetallicaのRide The Lightningを聴かせてくれたメタルの戦友が地元に帰ってきてジャンルは違えどいまだに音楽を続け、僕はelektron DigitaktAnalog Rhythm mk2、彼はDigitaktOctatrack MKII をお互いに教えあったり、我が家のKRK Rokit 6でまだ防音工事をしてないので昼間に爆音でelektronのそれらのハードや今僕が作ってる曲や既にリリースしたけどマスタリングしなおしたい曲を聴かせたり、iPhoneのなんとかというライブ配信ツールで我がエレクト浪人H.Qでラップをしながら生放送をしたりと色々と刺激になりました。
もう何年も孤独過ぎて本当に辛かったので友人が遊びに来てくれるのはとても嬉しく、音楽的にも刺激になりました。

生放送している最中にAbleton Live&Pushで作ってる最中のプロジェクトのロード時間が長くて、改めてハードウェアの良さを再認識し、MPC 60 Mk2や最近のAKAIのMPC LiveMPC XAKAI ForceRolandのMC-707などスタンドアローンで完結するハードも2010年代後半はかなり熱かったと思います。

AKAI Force

Roland MC-707


MPE(MIDI Polyphonic Expression)

僕はV-Synth GTの鍵盤でAftertouchの可能性を初めて知って以来、ベロシティのみの鍵盤は全く欲しくなくなりました。
Aftertouchのアサイン次第でもかなり面白い事が出来るんですが、MPEは正式のMMA (MIDI Manufacturers Association) が承認したMIDI仕様になる前は記憶が確かならば「Multidimensional Polyphonic Expression」という名前で僕的にはこちらの方が分かりやすいんですが、要するにこれまでの鍵盤と違って以下の5つの表現ができる規格で確かキーボディストもギタリストみたいに自由自在で縦横無尽に演奏を表現したい事からRoli社や尊敬する天才でかつてMPCシリーズをAKAIと共同開発したRogerLinnさん、Keith McMillenさんが議論して作られた規格です。

5D
– Strike(On velocity)
– Glide(横に滑らせる、Pitch Bend)
– Slide(弾きながら手を前に滑らせる)
– Press(aftertouch)
– Lift(鍵盤を話す強さ、Release Velocity)

Media IntegrationさんのMPEの日本語の説明がわかりやすいかもしれません。

対応するハードウェアなどはどんどんと増えており、Roli社の傘下になったFxpansionのStrobe 2やCypher 2などは僕もRoliのSeaboard Blockと共によく使っています。

Cypher 2は以前にレビューを書いたのでよかったら参考にしてみてください。

Roliの製品を少し紹介

Roger Linn DesignのLinnstrumentなど色々とあるのですが、持っていないので僕が使ってるRoliの製品をざっくりと紹介します。

Roliの製品ではSeaboard RiseシリーズとBlockシリーズのSeaboard Block、ソフトウェアでカスタマイズ可能なLightpad BlockなどでMPE対応ソフトでこれまで出来なかった圧倒的な表現力が可能です。

僕はBlockシリーズのSongmaker KitをメインのMacでもiPad Pro、iRig Pro DUO、ヘッドフォン、電池で動く電子楽器を持って近所の芝生がいい感じの公園や暖かい日の弁天橋の近くで弾いたりしてました。
USB-Cケーブルで充電してして使い、普通の鍵盤と違い鍵盤(スイッチ類)が剥き出しになっていないので故障する心配もなく場所を選ばずに使えます。

僕は96年から様々なMIDIキーボードを何台も使いまくって故障して使える部品だけ部品取りをして捨てるといういわばMIDIキーボドは使い捨てに近いものだと思っていましたが、このRoliの製品はその概念を覆してくれましたw

現在Native IstrumentのKOMPLETE 49 Mk1を使っていて、一番左のD(レ)のキーが壊れかけているのですが、Mk3が出るとしたらMPEを出力できたら最高だと思います。

国内ではMedia Integrationさんが取り扱っております。

https://www.minet.jp/brand/roli/top/

今の所はスタートレックのホロデッキは2019年現在は実現不可能なのですが、もし可能だったら富士山や景色の良い山の上でおにぎりとSpectrasonicsのOmnisphereを弾くのはきっと気持ち良いだろうと思いますが、iPadでMPE対応のアプリケーションもあり、どうしても曲作りっていうのは運動不足気味になるので運動にもなるし2019年現在はそれもいいかなと思ってます。

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2019年現在の製作環境でもRoli Songmaker Kitでも勿論活躍↑

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バッテリー内蔵なので近所の芝生が気持ち良い公園でもiPad ProでiOSアプリのMoog Model D、Animoog、Model 15などMPE対応のシンセサイザーを鳴らし、公園内で放飼いのゴールデンレトリバーをチラ見しながら面白い音を出して更にチラ見を繰り返すと大喜びでダイビングボディアタックを喰らうのも含めて楽しいですw

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弁天橋にてこのセットで鳴らしてると外国人の観光客が「すみません。写真を撮らせてください。」とわざわざ日本語で話しかけてくれて、
僕は「英語で構わないよ。どこから来たの?」と聞くとカルフォルニアから来たと言って少し色々と話しました。

現在対応のDAW/ソフトウェアシンセサイザー/ハードウェアシンセサイザーはRoliのサイトのCompatible synths, DAWs and instrumentsというページがわかりやすいです。

対応のソフトウェア、ハードウェアが2020年代はもっと増えていくと思いますが、どうなるか楽しみです。

※MPE 参考リンク↓

Roger Linn Design Linnstrument

http://www.rogerlinndesign.com/linnstrument.html

What is 5D Touch?
https://support.roli.com/support/solutions/articles/36000019157-what-is-5d-touch

MIDI Polyphonic Expression (MPE) Specification Adopted!

https://www.midi.org/articles-old/midi-polyphonic-expression-mpe

Compatible synths, DAWs and instruments

https://support.roli.com/support/solutions/articles/36000037202-compatible-synths-daws-and-instruments

さて2020年代はどの様な音楽製作環境を変えるモノ達が現れて、どの様な音楽が生まれるか今から楽しみです。

Ableton LiveのOption + Space 基本編

Ableton Liveの再生のショートカットキーで 「Space, 「Shift+ Space」 は知っていると思いますが、意外と知られてないかもしれないので数回に分けて紹介します。

一応解説すると、

Space = スタートマーカーから再生 / 停止

Shift + Space = 停止位置から再生を再開

という感じで使い慣れいる人には当たり前、初心者はこの機会を気に覚えましょう。

どのDAWにも言えますがショートカットも慣れるまで最初は10回ぐらい連打して慣れて、1〜2日くらい覚えたいコマンドをなるべく使う様にしてれば、ギタリストの手がコードを覚える様にだんだん慣れてきますよ。ちなみにPDFには後半にショートカットの一覧があり、Ableton.comのオンラインで参照できるマニュアルではこちらから学ぶことができますよ。

https://www.ableton.com/ja/manual/live-keyboard-shortcuts/


今回紹介したいのは

Option + Space (Mac) / Alt + Space (Mac) = 選択した部分を再生する

というコマンドで僕はLive8ぐらいの頃に見つけました。

今回は基本編ということで、わかりやすく現在作ってる曲のクラップをアレンジして選択した部分を再生して、⌘+Eで波形を切り取り、切り取った部分を短くして別の場所に移動して連打してオートメーションではなくクリップゲインで連打をFadeInさせてみたいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=NUAg73RwWJY
Option + Space 基本編

これを応用すればAbleton LiveのLive Packに付属のドラムループやMusicRadarなどのFreeのドラムループ の好きな部分を選んでカットして無限にアレンジする事が出来るんですよ

気に入ったオリジナルのループができたらあとでサンプルが行方不明にならない様に必ず 「クリップを結合(⌘+ J )」 しておきましょう。


この様にアレンジしたいドラムをLiveのアレンジメントを料理のまな板の様な感じで使い、この Option + Space は大活躍するのでSSD/HDDに眠っていてあまり使ってないロイヤリティフリーのループを探してお好みドラムループを作ってみてください。実際にやってみればこのコマンドの無限の可能性を感じられると思います。


近日中に応用編を作ろうと思いますのでお楽しみに!

今年の音楽や色々のまとめ

本日12月12日に42歳になりました。 今年も毎年恒例の誕生日も兼ねた1年のまとめを書いて反省と来年度の課題を綴ろうと思います。 Netfilixのお陰でStar Trek TOS,TNG,Voyagerなどが見れる様になって知ったのですが、命よりも名誉を重んじるクリンゴン人では「名誉の日」というクリンゴンの儀式がある事を知り、ターグの心臓を食べてブラッドワインで流し込んだ後で棒で叩かれたり、溶岩の上を歩いた後で名誉ある戦士としての功績を述べる儀式がありますが、僕の場合は誕生日で年末ということもあり、戦士ではないですが、電子音楽侍エレクト浪人としてのその他の年末のまとめとして、丁度良いと思いました。 (因みにStar Trek Voyagerでは人間とクリンゴン人のハーフのボイジャー号の機関主任ベラナ・トレス中尉は恋人のトム・パリスと共にクリンゴンの儀式のホロデッキプログラムをシーズン4エピソード3の「名誉の日」と言うエピソードで儀式を行ってくれるホログラムのクリンゴン人を殴り倒して途中で棄権しましたw)

音楽関連

1. まだ発表はしておりませんが数曲できましたよ!

数曲Ableton LiveとLogic Pro Xで作った曲が既に完成していて、以前は完成したら直ぐにSoundcloudにアップロードして、一定期間フリーダウンロードという形でしたが、その形態はおこなわくなりましたが、既に4 ~ 5曲完成しているのです。 最近、iTunesなどで聴いてよかった場合にはLPで欲しいので僕もリリースする時はLPも出したいと思ってるのですが、個人で出すには結構高いのでどうしようかなぁと考え中です。

2. Ableton User Group Tokyo 5周年イベントとしてAbleton Linkを使用した「Link ∞」を行いましたよ!

暫くイベントは行えませんでしたが、さすがに5周年なので、某DTMスクールの中の方と心強い協力者2人で、Ableton Linkを活用したおそらく国内初の実験的な試みではありましたが、大成功だったと思います。 参加者はAbleton Linkでセッションするという機会が滅多にないので参加者にもご満足いただき、運営者の僕ら4人も実験的ではありましたがとても楽しく充実した日でした。​

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3. 今年勉強した事

これまでと同様に以下の事を独学で学びました。
  • openFramework、Processingの独学
  • Tidalcycles、Sonic Pi
  • Max 8とMaxForLive
  • 数年続けてるSkype英会話、そして実践
  • Fusion 360で机の図面の作成
新しく使い始めたソフトウェアやハードも学びました。
  • Digitaktを少しずつ(まだまだ)
  • iZotope Ozone Adv, Neutron 2,RX 7 ADVを少しずつ学んだ。(まだまだ)
  • Bitwig Studioを本格的に学び始める
  • AAS, Rob Papen, U-He、OUTPUTを触りまくって学びつつある程度曲になりそうになるまで使い込む(よってレビューが遅くなる。。w ソフトウェアのざっくりな機能のレビューとメーカーの動画だけのレビューは書きたくなく、「こう使うといいかも!」など自分なりのオススメの使い方が見つかるまで実は実験を繰り返している)
またこれまでと同様に以下の事を独学で学びました。

4.Atari 1040STを頂きましたよ!

Atari 1040ST(1986)を譲って頂きました。​
 

My new gear動いた!

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このAtariが出た子供の頃は貧しかったので、今の様にまさか音楽を作ったりするとは夢にも思わいませんでした。まだまだ使いこなせているとは言えませんが、Atari 1040ST本体にMIDI IN/Outが付いていて、elektron Digitaktと同じくらいMIDIの遅れが全くなくキビキビと動くのを何度か実験して体感しました。

10数年ぶりに音楽を続けている友人、恩人に久しぶりに出会った

この歳になると片瀬小学校、片瀬中学校、七里ガ浜高校の音楽の戦友とでもいいますか一緒にOzzy、Metallicaのコピーからオリジナル曲を作ったり、ジャムったりしてせっかく楽器をあれだけギター、ベースを弾けたり、ドラム叩けたりした親友が結婚したり、子育てで忙しかったりして、僕と大きく違い人生の大人の階段をどんどんと登ってってしまい、楽器を演奏しなくなった友人が多くて、僕はギター、シンセ、エフェクターの樹海の奥深くまで入って行き大人の階段をたいして登っておらず妙に寂しい年頃なのです。
音楽を辞め結婚した親友や幼馴染にこの歳になって、久しぶりに会えるのは勿論嬉しいですが、俺と同じく上手で無くてもいいからベースを弾き続けたり、積極的にハードウェア、ソフトウェアを学び続ける親友N君に会えて、とても嬉しかったです。
(本人にはあまり顔には出してませんがw) N君が片瀬中学の放送部で中2の頃に「アッチこれ聴いて!」と休み時間にオジー・オズボーンのMiracle ManMetallica の数えきれない名曲をウォークマンで休み時間に聴かせてくれて教えてくれたお陰で激しい音楽性を通過し、今はヘッポコギタリストですが、その後に続けたオリジナル曲のバンドから現在の電子音楽侍エレクト浪人(electrounin)として、Ableton Live&Push 2とギターやシンセを音楽の刀として使う形態になったわけでして、ある意味恩人でもあります。 最近の聴くジャンルは全く違いますが、続けている事がとにかく嬉しくて、マイペースでなんか一緒にやろうという事でPush 1を貸しました。 また大学時代にバラバラギャルというバンドでとてもお世話になり、初めてのレコーディング&レコードのリリースをさせて頂いた三軒茶屋のヘブンスドアのMさんとつい最近とLineで出会いました。 おそらくこのブログも読んでるかもしれないので、Mさんライブも1年に3回ぐらいなら出来ますよ! かつては片中、七里ヶ浜高校、大学まで音楽を続けていた仲間がどんどんと結婚して音楽を止める中で、片中からの親友にかなり久しぶりに出会えた事、とてもお世話になり当時から「ナカヤマ君だけは続けなさい」と押してくれたMさんとLineで出会い、
音楽を続ける事がいかに重要であるかを再認識しました。

これまでもこれからもギターやシンセを弾き続け、主に音楽に関連する新しい技術やツール学び続け、AbletonやLogic Pro Xで曲を作り続け、夢を持ち続けたいと思います。 


去年にも増して盛り上がり今後も面白くなりそうだと感じている事

Live Cordingがどんどん熱くなっている!

一昨年ぐらいにSNSで田所さんにLive Cordingをしたいのですが、オススメはありますかと聞いてSonic Piを教えてもらったのですが、その後でToplap.org で知ったTidal(確か0.8ぐらいでした)をしり、海外のおそらく潰れるヒップホップ系の人が始めたTIDALと名前が被るのTidalcyclesになり、Super音はとても素晴らしいけどOS9の頃からExampleをちょこっと改造するぐらいだったSupercollider がTidalcyclesのお陰でだいぶ理解できる様になりました。


11月の14日にMutekでやっとお会いできた田所淳さんやTidalcyclesのAlex McLeanなどが出演した「Encyclopedia of Live Coding/ライヴコーディング大百科!」が開催されたり、MutekやAlgorave東京、大阪などで開催され去年にも増して盛り上がってると感じました。


僕はTidalcyclesとSonic Piをメインに独学しておりますが、Livecordingの総本山的なサイトのToplap.org などを掘り下げてみると他にもFoxDot(python使いにはオススメ)や色々とありますので、好奇心旺盛で独学でどんどんと学びたい特に学生さんは掘り下げてみる事をオススメします。 やっとお会いできた田所さんの本はoFもProcessingもオススメですが、新しくライブコーディングの本を出す様でこの本もオススメです。

Ableton Link

今年の5周年記念イベント「Link ∞」でも大活躍したAbleton Linkですが、Ableton Link対応のアプリケーションがどんどんと増えてきており、今後も面白い事になりそうです。

現状ではまだハードウェア対応のものが少ないのがさみしい感じで、Raspberry pi+PDのAbletonLinkのおブジェクトで作ってMIDIやCV/gateを吐き出したりするのを作るのも面白いんではないかと密かにたくらんでおりますw

MPE(MDI Polyphonic Expression)

ここで簡単に説明するのは困難ですが、MPE対応のコントローラーがRoli,Linstumentを始めどんどんと増えてきて、MPE対応のソフトウェア、ハードウェアが増えてきており、MPEはMIDIの標準化も最近されたようです。 今年のCypher 2が登場した時に僕が書いた記事やROLIやMI7さんのROLIのページを熟読してみるとわかりやすいと思います。 さらにMMAに最近大好きなAbletonやNative Instrumensが参加したのでこれから先のMIDIの進化も気になります。 MIDIでTECHNICAL GRAMMY AWARDを共同で受賞した故・梯 郁太郎さんやデイブ・スミスさんも 驚く様な進化が起こるという予感がしてなりません。 MMAの公式の規格になってからMIDI Polyphonic Expressionとなってますが、規格になる前のMultidimensional( =多次元の) Polyphonic Expressionの名前の方が僕はわかりやすいかなと個人的に思います。 MIDI Polyphonic Expression (MPE) Specification Adopted! @ MIDI Manufacturers Association (MMA) What is MPE? @ROLI What is MPE?@Rogerlinndesign 最近はソフトもハードも欲しいのがあってもまずMPEに対応しているかのRoliのListをみてから判断する様になりました。 リストの中のハードウェアでendorphin.esがダントツで気になります!​

VCV Rack

昨年も書きましたが去年にも増してさらにVCV Rackが便利になり、Ableton Linkモジュールは勿論、DAWからプラグインとしてVCV-Bridgeを使って一緒に使ったり、VCV Rack内でVST Plug-Inを使用できるHOST/HOST-FX($30) がつい最近追加されたりとどんどんと凄い事になってます。

音楽にもAIが入ってきている

近年色んな分野でAIが活用されて来ておりマスタリングサービスのLANDRに続き、前述したiZotopeのNeutron 2Ozone 8Nectar 3やなど音楽の分野でもAIが活用されて来ておりとても便利にはなりました。

確かにとても便利にはなりましたが、iZotopeの製品の場合はアシスタントと付く様に補佐として使いさらに微調整したり作り込んだりするのが僕にはベストだと思いました。 というか全てAIで済ませてしまってたら、僕は既に音楽に興味をなくしてしまいますw こういうツールがどんどんと便利になる中で学び続けて「自分なりの手法やテイストを加えられる」ことこそが今後重要になってくるんではないかと思います。

OUTPUT Arcade

正直、サブスクリプションの音楽ソフトウェアは好きではありません。 僕だけでなくAVID ProToolsがサブスクリプションになった時もStudio OneやAbleton Live,Logic Pro Xに移行した人を何人か知っています。 ただこのOUTPUTのArcadeは驚きました。​
コスパ的に素晴らしく、Spliceなどもたまに使っていますが、OUTPUT社ならではの触ってて気持ち良くかつ音色加工やマニュアルなど勘がいい人ならすぐにわかる素晴らしいGUIと数えることのできない膨大なLoopや効果音に圧倒されました。 かなりわかりやすい映像で例えるなら、初めてArcadeを触った時にマン・オブ・スティールのゾッド将軍が現れた時の地球人の気持ちの様な圧倒させすぎて呆然としている感覚になりました。 笑​

reFX NEXUS 2

つい最近の事ですが、いつもセール情報などをこまめにポストして皆んな大好きComputer Music Japanゆにばすさんのオススメで、すっかり導入するのを忘れてたreFX NEXUS 2をやっと導入し超気に入りました! Spectrasonics, KV331 Synthmasterと同じくらい即戦力な音が沢山入ってて本当に全く「なんでもっと早く導入しなかったのか」と思いましたw 勿論、僕もKORGのオリジナルのMS-20を20年以上前に入手してからシンセの音作りに目覚めて勿論全て納得した音色やメロディで作りたいと30ぐらいまでは気張っておりましたし、シンセの音作りをMS-20からV-Synth GT,Reaktor,Maxまで学んで今も学び続けていて、モジュラーシンセもやりたいぐらいなのでその気持ちもとてもとてもわかります。

でも思ったよりも、人生ってのは短いです。

買ったハードやソフトの高価なシンセサイザーで「音色だけ」を作りたかったのなら構わないですが、「曲」を作りたいのであれば12月から始まった現在のセールの時に導入してみて、曲を作りましょう。 既に良い音が沢山入ってるのですが、気に食わない音色があればエフェクトや音源を差し替えればいいのです。​

NEXUS 2をインストール後にRob Papen RAW-KICK以外は1時間でここまでできました! もう一度いいます。

思ったよりも、人生ってのは短いです。


音楽以外の出来事など

去年の大型トラック免許取得に続き、さらに難しい牽引免許を取得しました!

 

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これが今年の音楽以外では一番デカい成果です。 今後はバイクやバギーのフレームを溶接する為の資格やと自動車と2輪の整備士の勉強を本格的にしようと考えております!

大好きな京都のお婆ちゃんとの別れ

101歳でしたし大往生ではありますが、京都のとても可愛いお婆ちゃんが亡くなり寂しくなりました。

思い出は数え切れませんが、妹が腰越の病院で産まれる時におんぶして貰って病院まで通ったり、84年のつくば博でお婆ちゃんだけ迷子になったのは昨日のことの様に覚えています。​


スタン・リーさんが亡くなった

2年前の日本で初めての東京コミコンでスタン・リーさんが来るという事でGibson SGJにサインを貰い、一緒に写真を撮りました。その時はとてもお元気そうで「Hello」と笑顔でおっしゃっていただき、僕は緊張しすぎて「ヘ、ヘ、ヘーイ」と言ったらフフフと笑ってました。 昨年は行けなかったので今年は東映版のスパイダーマンの超合金ロボのレオパルドン/マーベラーと一緒に写真を撮りたいと思ってた矢先に訃報が入りとてもショックでした。 スタン・リーさんが亡くなられた事はこの地球だけでなく、太陽系、いや宇宙レベルの損失だと僕は思います。

勝新太郎の座頭市にかなりハマった

僕の音楽を作る部屋にはテレビが無く、台風でBSアンテナも壊れて以降は時代劇チャンネルが見れなくなって寂しかったのですが、晩御飯の時だけNHKのニュースを見るだけで11月からAmazon Primeの時代劇チャンネルで、テレビサイズの「新・座頭市」を初めて観て、勝新太郎の座頭市がカッコよすぎて仕込みづえ買って真似したくなるほどにハマりました。 居合だけでなく食べる座頭市、竹馬を作って冬の川を子供達に応援されながら渡る座頭市が達磨さんの様で可愛くてしょうがないです。Amazon Primeの時代劇チャンネルで、テレビサイズの「新・座頭市」を初めて観て、勝新太郎の座頭市がカッコよすぎて仕込みづえ買って真似したくなるほどにハマりました。

居合だけでなく食べる座頭市、竹馬を作って冬の川を子供達に応援されながら渡る座頭市が達磨さんの様で可愛くてしょうがないです。 この海外向けの「Zatoichi: The Blind Swordsman DVD Collection」 のPVを見れば良さが伝わると思います。​
​ 本年は本厄で一応、寒川神社で厄払いをして来年度は後厄で事故も病気もありませんでした。 そしてちょっと縁結びのお守りが効き始めた様です❤️ 来年度はトラック業界に転職しながら作った曲を移動中に運転に合うかを確かめたり、ガツガツ働いて、Ducati ScramblerやIndian FTR 1200 大型バイク(欲しいバイクがありすぎる!w )を買ったり、たまった曲を仕上げたり、ライブやったり、いい加減モジュラーシンセのケース買ったり、
アメリカ、チベット、ネパールのカーマタージでエイシェント・ワンに会ってドクターストレンジになったりアストラル界に行ったり、少林寺でカンフー習ったり、クンルン上空で飛行機事故にあって僧侶に拾われて特訓してアイアン・フィストになったりやる事が沢山ございます。

平成30年12月12日

「The 5th Anniversary of AbletonUserGroupTokyo – Link ∞ 」イベントレポート

先週の10月14日に無事にAbletonUserGroupTokyo5周年記念として、 当時はなかったAbleton Link対応のアプリケーションを持ち寄って3〜5人ごとにグループに分けてセッションするという実験的ですがかなり楽しい試みのイベントを無事に開催できました。

会場は色々な種類のコーヒーが楽しめるCozy Style Coffeeさんの2階で行いました。

ある程度音楽的なバックグラウンドがある方が集まり、初心者から上級者の3グループに分けてBPMやキーを決めた後にドラムを誰かが鳴らしそれに合わせて、Ableton LiveやKORG Gadgetなど一人一人が1つの楽器を重ねるスタイルでバンドでスタジオでジャムった事がある方ならわかると思いますが、周りの演奏に合わせてセッションを行いました。当日は僕が普段使いまくってるiPad ProにAbleton Link対応のiOSアプリが沢山入ってるのを貸し出して使ってもらいました。

セッション様子①

セッションの様子

実際にAbleton Linkを使って3〜4人で実験してみればその楽しさがわかるんですが、14日に参加した方々は楽しく和気藹々としつつも音楽を言語として会話して夢中になり、Ableton Linkだけでなく人と人が繋がる意味合いでのリンクもできたと思います。

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各グループが練習した後で低音が出るIK MultimediaのiLoud Micro Monitor で鳴らしました。

Ableton Linkを使ってセッションする機会は中々なく、参加された方々も僕やスタッフの方々も皆んな楽しかったとメッセージを頂きました。

僕自身は学生時代に中学から始めたギターでバンドをしてライブをし、大学卒業後にエレクト浪人として曲を作ってSoundcloudにアップロードして海外の方にコメントなどを頂けると音楽を作ってて国境や言葉の壁はないのを実感する事がありますが、一人で夜中に作業するのはとても孤独なものです。

でも今回のイベントでは参加者やスタッフの方々と楽しく「音楽で会話し人と人が繋がる」という実際に参加した人でないとわからない楽しさを味わっていただけたので、僕自身も手伝ってくださったスタッフの方々も大成功だったと実感しました。

今回のイベントを機にユニットを組んだり、曲を作るモチベーションになったら嬉しいです。

最後に5周年イベントの「Link ∞」という祭りを手伝って頂いた3人に心から感謝申し上げます。

ありがとうございました。

Link ∞ 2018

The 5th Anniversary of AbletonUserGroupTokyo – Link ∞

日本で初めてのユーザーグループのAbletonUserGroupTokyoを2013年に始めて、1年目はWombやそれ以降は色々とございましたが、今年で5年目になります。

思えば、2013年当時は日本のAbletonUserGroupもなく公認トレーナーや学校も無い状態でしたが、今年に入りAbleton User Groupはどんどんと増えて、日本国内に現在5つあり、2018年現在、日本国内の認定トレーナーは12人もいます!

まさかDubspotが閉店するとは思いませんでしたが、日本国内のAbleton Liveを学ぶ機会やユーザー同士の交流の機会となるユーザーグループは5年前に比べてとても増えた事に僕自身はとても嬉しく思います。

今年は5年目という事で当時は存在しなかったAbleton Linkを使用したイベントを10月14日の日曜日に新宿区のCozy Style Coffeeというオシャレで色々な美味しいコーヒーが飲めるお店で行う事になりました!

参加者はAbleton Liveは勿論、Ableton Link対応のiOSのお気に入りで一番使い込んでいるアプリケーションを持ち寄って、Cozy Style Coffeeの2階で4人1グループという形でルーターを介してAbleton Linkを用いて、各グループのルーター毎に同じBPMで、バンドでギター担当、ドラム担当、ベース担当、シンセ担当の様な形で各グループで練習して最後に複数のiOS アプリをスタッフのMac有料のソフトウェアでMacに録画する予定です。

参加者はAbleton Link対応のMac/PC、iOS/Androidなどを使用して3〜4人のグループでギター/ベース、ドラム、キーボード、DJなどを演奏してジャムをした事がある方が望ましいです。

夏前に今回のスタッフ4人でiOSを使って実験してみましたが、お互いの出力の音を調整しつつ、全員ほぼ無言で無茶苦茶楽しい時間があっという間に過ぎたので、おそらく参加される方は楽しく充実した時間を過ごせると思います。

僕だけかもしれませんが素晴らしいライブに行った時に曲作りのモチベーションが上がって帰ってから直ぐにAbleton Liveを起動する事が多いのですが今回のイベントもそんな感じでモチベーションが上がるイベントになると思います。

またグループごとに録画した動画は参加者に送付する予定なのでそれを元に帰ってからアレンジしたり、会場で色々な方と話したりして知り合ってコラボレーションしたり、グループでセッションした仲間でユニットを組んだりするキッカケになればという思いも込めて、今回のイベント名はAbleton Linkだけでなく人と人が繋がるという意味合い「Link ∞」 としました。

一応今回のイベントのグループ毎のイメージが湧きやすい様に画像を作ってみました↓

System.jpg

今回は入場料が無料ですが、その代わりに当日の終了後に配布するアンケートには答えてくださいますようよろしくお願いします。

私、エレクト浪人は教えながら、Ableton Liveで曲を作り、機材を買う為に色々な仕事をするという平行処理でいっぱいいっぱいなので、余り頻度を上げるつもりはないです。

今回手伝ってくださってる僕以外の3人の方とも「音楽制作や本業に差し障りのない様に無理せず焦らずやりましょう」という共通認識ですのでアンケートや手応え次第で来年は会場はもう少し変わるかもしれませんが、毎年年1回ぐらいが音楽制作や本業に差し障りなく行えると考えております。

参加希望の方はこちらのGoogleフォームに記入してください。(先着順で16名までです!)

イベント概要

開催日 : 10 月14日(日曜日)の10時〜19時

参加費 : 無料 ( アンケートは必修 )

場所 : Cozy Style Coffee

住所:東京都 新宿区上落合 3-10-3 丸山ビル 1F

最寄り駅 : 東西線落合駅

http://cozystylecoffee.com/about

Sonnox Dynamic EQの紹介

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

今回はSonnox Dynamic EQを紹介します。

ここ数年Fab FilterやiZotopeなどの勢いに押されて影が薄いですがSonnoxの製品はクセがないので僕は大好きでしょっちゅう使ってます。

しばらく寝かせていた曲のBFDで作ったドラムを何も掛けない状態で聴いてみて見てください。

 

ハイ、バスドラムとタムがブーミーなのと高域が痛いのが目立ちます。

そこでSonnox Oxford EQを使いパライコモードでスイープさせてバスドラ、タムのブーミーな部分や痛い周波数を探してみました。

EQ8でもこんな感じ(↑)で出来ます。

ただ静的なSonnox Oxford EQやAbleton内蔵のEQ8はオンにしている限りトラック全体にかかってしまいます。

そこでSonnox Oxford EQでカットする周波数(緑、赤、青、オレンジ、黄色の数値)を以下のようにSonnox Oxford Dynamic EQに設定すると動的にEQが動きます。
ThresholdやGainはお好みで調整しました。

 

以下でしばらく寝かせておいた曲のBDF3で作成したDrumトラックのBefer&Afterを聴く事が出来ますが一番効果を実感できるのはご自身の曲のブーミな部分や耳に痛いパートにDynamic EQを実際に使いながら効果の違いを試してみるのが一番わかりやすいです。

まとめ

Dynamic EQのメリット

静的なEQ(EQ8やQxford EQなど)だとトラック全体にかかり、そこでマルチバンドコップレッサー(Live内蔵のMultiband DynamicsやiZotopeのOzone,Alloy2など)をこれまで使ったりしましたが、操作が複雑で慣れるまでに時間がかかったのがSonnox Dynamic EQだと掛けたい部分に動的にかける事が出来ました。

音質的にもSonnoxの製品だけあってクセがないので使いやすいです。

改善して欲しい部分

iZotopeのAlloyやOzoneに付属のEQは[option+click]でスイープさせてかける周波数ポイントを見つけやすいので、このSonnox Dynamic EQにもそれに近い感覚で周波数ポイントを見つけやすくして欲しいと思いました。

僕がしばらく寝かせていた曲を例にしましたがこの Dynamic EQの良さを実感するには実際にデモをダウンロードして自分の曲に使ってみるのが一番実感しやすい ので是非Sonnox Dynamic EQのDemo版を以下よりダウンロードして試してみてください。

Sonnox Dynamic EQ

Sonnox Dynamic EQ(メディアインテグレーション)

今年の音楽とその他色々な出来事まとめ

かなり寒くなりましたが皆様お元気でしょうか?

ブログの更新が多忙につき滞ってしまってすんません。
帰ってギター弾いたり、毎日何かしら音楽に取り組んでましたが、だいたい晩御飯食べて寝るパターンが多いとしでした。

このサイトを作ってから毎年音楽やその他色々とやって来た事などを毎年恒例で書いて降りましたが、昨年に四十路突入の書き終わり、先週今週は色々と音楽以外のことで忙しかったので遅くなりました。

今年集中した音楽以外の勉強など

1.整備士の免許取得の為の受験勉強

亡き父の友人で僕も大学時代にたまに出張して手伝ってた自動車屋さんの70代のお爺さんの車検の手伝いをしながら3級の四輪、二輪の整備士の資格を取る為の受験勉強を始めました。
父の遺伝なのか教科書が読むだけでワクワクします。

整備士の教科書は一般社団法人 神奈川県自動車整備振興会・神奈川県自動車整備商工組合 に電話して3級のほぼ一式を購入しました。
特に上の自動車の歴史や構造などを学べる「基礎自動車工学」と整備の方法やどんな工具を使うのかなどを学べる「基礎自動車整備作業」は素人でもいざという時に知って置いて損はない内容で高くないので興味がある方は自動車整備振興会に行って手にとってパラパラと読んで見て欲しいオススメの教科書だと思います。

2. 大型トラック+牽引免許コースの自動車学校に通う

夏に仮免をやっと取るまでが大変でしたが、現在大型トラックの卒検を近々受ける予定です。

やはり自動車学校で新しい免許を16になって普通自動二輪を取得する為に通い始めてから、普通自動車、大型自動二輪など自動車学校に行く度に交通安全に対する気持ちがとても引き締まります。

藤沢市にはいすゞの工場が湘南台辺りにあり、今年の春に いすゞプラザ という自動車展示施設が出来て(見学は予約制)、夏にクーラーで涼みがてら見学しに行きました。

いすゞの長い歴史やベレットというかつていすゞが生産していた乗用車から、世界中で走っている働く車のELFからGIGAまでのライナップは勿論の事、滅多に中を見る事が出来ない自衛隊のトラックが置いてあったり、ウインカーやテールランプが光る精巧にできたミニチュアのトラックやバスなどが走るジオラマのコーナーはその場にいたスーツのおじさん2人とつなぎ姿の僕がずーっと楽しめるぐらいとても良く出来ているので、子供はもっと夢中になってみると思います。

整備士、トラックを無事に取得したらバイクや車で使える溶接、旋盤の免許をとったりしようと思います。
そうすれば世界のどこに行ってもトラックも安全に乗れるし修理もできるし、MAD MAXのやバットモービルなどの映画の特殊車両を作りたいのも昔からの夢の一つであります。
いや、、きっと自動車やバイクが好きな人なら、Mad Maxの最初の作品から近年公開されたMAD MAX : FURY ROADに到るまでCG無しの以下の動画の様な車を作って見たいと思うでしょう。(ちなみに僕はキャデラックを2段重ねたGIGA HOUSEには驚き主役のインターセプターよりかっこいいと思いますw)

 


音楽関連の出来事

庭がついて部屋も沢山ある良い物件に引っ越して新しくプライベートスタジオを建造中

ペット可というだけで、天井が落っこちて来たり、隣の人の朝の携帯の目覚ましのバイブ音が聞こえる程の壁の薄さでヘッドフォンでのみで曲を作りライブなどの前にでかい音で確認する為にスタジオに入るという、ストレスが溜まらない方がおかしいってぐらいの窮屈な家で愛猫のピコの為に我慢してましたが、昨年末に天国に行きました。(享年17歳)

歴代の猫たちが眠る遊行寺(清浄光寺)にて供養して頂きました。

鎌倉のお寺も大好きでよくバイクでiPadなどを抱えて風景を味わいながらサウンドスケッチをしたりリフレッシュしに色々な寺に行きますが、藤沢市内だとこの遊行寺と小さい頃は庭の様な場所だった龍口寺が良い寺だと思います。

ちなみに鬼平犯科帳で遊行寺や遊行坂、藤沢が舞台となる「おしゃべり源八(第4シリーズ19話)」という話が鬼平ファンであり藤沢市民としては嬉しいです。池波先生ありがとう!

その遊行坂を上がった辺りに良い物件が見つかり、夏に大急ぎで引っ越しました。

防音対策を少しずつDIYで行うつもりですが、前の家よりは開放感があり、昼間にSpectrasonicsのOmnishere2やXfer SerumRob PapenのソフトシンセをKRKのモニターで鳴らすと改めて気持ち良いシンセだと実感しました。


Watusiさん主催の50meet50という素敵なイベントに参加した

 

下北沢にて歌手の方50人とトラックメーカーの方50人が出会う50meet50というイベントが行われて沢山の方々とお酒やライブ、トークをしながら私、エレクト浪人の名刺を交換したりしました。

Watusiさんとアヤさんの貴重なお話や植垣麻衣子さん、VERA-FIのカイル王子と出会う事が出来ました。

カイル王子があのイベントの後でギターのリフを送ってくれたのでそのリフに合わせて音を重ねるプロジェクトも行なっています。

とても貴重な機会を作って頂いたWatusiさんやスタッフの方々にとても感謝しております。


オリジナル曲も2曲完成しました!

 

引っ越して抑圧からの解放からかわかりませんが、なぜか視界が開けてOutroが浮かばなかったのが急に閃いたりして勢い(これも結構大事)曲として完成しました。

でもまだラフミックスなので防音工事やモニターを正確に設置してからまたミックスを行いつつ、別のプロジェクトも並行して進めるつもりです。

僕が曲を作る時は新兵器勉強や実験から始まったり、のボツが沢山出来て、週末に作った曲やフレーズが次の週に「おお… なんてこった…。」となってボツになったりw、「これは行ける! Go!Go!Go!」となってOutoroに苦戦する事が多いですw

時間を掛けすぎかなとも思います。
NIのMaschineを使って4つ打ちで「ホイさ!ホイさ!」とドリフの銭湯のコントの様に曲を大量生産する事も環境が整えば自分では可能だと考えていますが、やっぱりずっとエレクト浪人の曲として残るものですし、「この世界にない気持ち良い音を探求して踊れる曲を作る」事が昔からの自分の人生のテーマなので、どうしても時間がかかってしまいます。

2000年代は一人だけで完成させた嬉しさの余り1〜2週間程Soundcloudで誰でもフリーダウンロード可能にしてましたが、そのスタイルはせずサプライズがないので気長にお持ちください。

 


 

今年度学んだり実験したりしたソフトウェア、ハードウェア

 

今年は以下のが個人的にとても熱くて色々なハードウェア、ソフトウェアを学んだり実験したりをしました。

その1. VCV Rack

VCV Rackが今年はとても熱くて今後の展開にもさらに期待!!

ICON.jpが詳細を書いておりますが Andrew Belt氏がKnobcon2017に合わせてVCV Rack界隈がかなり刺激的で僕の音楽的な熱くなってます!

来年こそはIntellijelのケースを買ってユーロラックのモジュールを吟味して増やしてこうと思いつつ、まだMS-20、Reaktor、Max&PureDataの経験しかない僕でもすぐに長年の勘のみでVCV Rackを接続し鳴らすことがあっという間にできました。
2017.12月現在はVer0.5ですでにMutable InstrumentsやBefacoなどのユーロラックモジュールなどの無料で使えるモジュールや販売しているモジュールも出現しだしています。

Instagramには、すでに「#vcvrack」 で色んな人がパッチングしたものの動画やFacebookにもコミュニティがあって808や909のモジュールも出るようなポストを見かけました。

Alexanderさん(@needto)がシェアした投稿

初心者の方はYoutubeにVCV Rackのチュートリアルが沢山あるので見まくって実際に配線してみる事をオススメします。

現在はVer0.5なので来年の今頃は一体どうなっているかが僕はとても楽しみですYO!

その2. TidalCycles Sonic Pi などLive Cording関連がとても面白く学んでいた。

Tidalcycleのサイトのパターンの作り方やレファレンスを自分で翻訳しながら読んで理解&試す作業をしてました。

 

その3. elektron digitakt を導入!

elektronの SID Stationから今日に至るまで喉から手が出るほどでしたが、Push2の OLED(有機LED)やOP-1の見やすくて発色も良いので、ELEKTRONがOLEDのディスプレイを出すまできっとやってくれると信じていて、そして__Digitakt__にてエレクト浪人はelektron処女を喪失しマニュアルを片手にルンルンでDigitaktに立ち向かい、ギターやTeenage EngineeringのPOシリーズやギターやMicrobruteなど沢山サンプリングしたりしながら、パターンを色々と作りました。

その4. ROLIのBlocksシリーズ導入!

BlcockシリーズのLightpad Block,Loop Block
、Seaboard Blockを使い始めました。

ROLIの製品の5Dの演奏表現方法(Strike,Press,Glide,Slide,Lift)やMPE(= Multidimensional Polyphonic Expression)の説明は今回は長くなるので省略しますが、上記のデバイスを管理するBlocks Dashboardでファームウェアの更新や対応のソフトウェア(Live,Logic,Bitwig, Maxなど)用のテンプレートを変更して使います。

詳しくは、MI7さんの日本語解説ページROLIのサイト で確認して見て頂きたいんですが、ROLIのBlockシリーズなどで5Dの演奏方法が使えるのはMac/PCのDAWやソフトシンセや公式のiOSソフトウェアだけでなく、ハードウェアなどでも使えます。

BlocksシリーズやSeabord RiseなどROLI社の製品に対応しているリストは以下のリンクにまとめられておりますのでもし対応しているソフト&ハードシンセ、DAWなどを見つけたらSeabord Riseは少し高いので、BlocksシリーズのLightpadから少しずつ増やしてみては如何でしょうか?

Lightpad Blockは設定次第でフェーダーにも、XYパッドなどのコントローラなど色々な事が可能でバッテリー内蔵なので充電して太陽の下でPadやiPhoneと共に気持ち良く音楽制作が出来ます。

まだ2017年現在はスタートレックのホロデッキの様なのはもちろん実現できていないので、僕はiPadとBlocksシリーズ、ヘッドフォンとIKのiRig Pro DUO、ギターを持って、公園の子供のサッカーボールなどが飛んで来たりしない場所や好きなお寺などに行って曲のモチーフとなりそうなフレーズを作ったり、KORG Gadget、ModStepなどを中心にがっつり曲を作ったりしてます。

Compatible synths, DAWs and instruments

 

その5. pisoundを導入

pisoundはRaspberry Pi用の192khzのAudio I/OとMIDI I/Oアサイン可能なツマミとボタンがセットになっもので以下のビデオを観れば分かるように使う人によって色んな使い方ができるものです。
Raspberry Piは既にセットアップしてあったので、pisoundのセットアップは公式の手順通りに行たらとても簡単に終わりました。
Raspberry PiのMicro SDが16GBだとすぐ満タンになってしまったので、なるべく大きい容量のmicro SDカードでRaspberry Piをセットアップしておくといいと思います。

 

その6. Ableton Live 10の進化

現在Ableton Live 10のベーター版を試しておりますが、早くリリース版を使いたいです。

Live 10の新機能は公式サイトをご覧ください。
次回はSonnoxのDynamic EQのレビューRob PapenのSub Boom Bass2の使い方の記事をざっくりと書こうかと思います。

ではまた!

Ableton Linkが使える様になったAbleton Live 9.6リリース!

Ableton Liveのベーターでは使えてたAbleton LinkがついにLive9.6のリリースと同時に使える様になりました!
Ableton.comのAbleton Linkのページを見ているとAbleton Liveと対応のiOS Appsとの組み合わせで同期する様なイメージを受けますが、複数台のMac/PCにインストールされたAbleton同士でも環境設定でONにするだけで複数台のAbleton Liveを簡単に同期出来る様になります。
MacBookProSuite_copy 2.png
またLiveを経由しないで以下のvineの様にAbleton Link対応のiOS App同士でも簡単に同期できます!
巷ではスターバックスでMacBookAirを開いてEvernoteだけを使うドヤリングとやらが流行っていますが人混みが人の数倍苦手な性分なので僕はKORG Gadgetやelectribe2を鎌倉の人気の少ない秘密のお寺でサウンドスケッチする方が集中してできるのでそれがこの愛する藤沢&鎌倉を離れない理由の一つですw
実は僕はメインのMacBookProにインストールしたLive 9.6 suiteと古いMacBook白に以前にAbletonが行ったBeat The Clockで頂いたLive Liteをブラックフライデーなどの割引の時にStandardにアップグレードし、主にLive pack作って販売する前などに動作確認の為にしようしていました。
複数台のMacとProcessingやoFなどで映像とも同期するシステムを丸投げなどせずに全部自力で行う為に、2つのMacBookをLan経由で同期しようとしましたがどうしてもレイテンシーが酷くて使い物にならず、どうしたら同期出来るかを模索してオーストラリアの同期用の機器を調べたりを密かにしていました。
しかしこのAbleton Linkによって物凄く簡単に可能になり最近のアップデートの中で最も興奮する機能です。

<div>またMIDI Clockなどと違いLiveを再生したらスレーブ側も動くという感じではなく再生&停止は個別に行えるがBPMはキッチリ合っています。

LiveのメトロノームをオンにしてAbleton Link対応のiOS AppsとLiveを再生しテンポを変えるとその凄さがすぐわかりますので試してみてください。
現在考えられる簡単なシステムをわかりやすい様にざっくりとまとめました。

Ableton Live9.5とPush2レビュー その壱

こんにちは!おはようございます!

エレクト浪人です!
 
Ableton Live 9.5Push2、そしてiPadアプリや他のAbleton Liveユーザーと簡単に同期できるLinkが先日に発表になりおそらく僕のブログを購読している方は興奮していると思います。何より素晴らしいのはPush1ユーザ向けに下取りプログラムが用意されており、下取りされたPush1は整備され中古として子供向けの音楽教育機関に提供されるという点です。

かつてE-MUのサンプラーやDigidesignの頃のProToolsの様な既存ユーザーに優しかったプログラムを思い出しましたが子供の音楽教育向けに整備された中古を提供するという素晴らしい

さっそく4日に下取りプログラムで10日ほどでUPSで届きました。

Native InstrumentsはMachineもどんどん新しいのが出るのにそういったプログラムはないので僕はMaschine Mikro Mk1を使ってますがそういったプログラムが用意されない限りは値段関係なくMikro Mk1だけで十分だと今の所は考えております…。

 

9.5の新機能の僕が特に嬉しいポイント

フィルターが新しくなった!

Filter

 

 
 
 
 
 
AutoFilter、Simpler、Sampler、Operatorにアナログモデリングの現在では入手が困難なシンセマニア歓喜の色々なフィルターが搭載されています!

Simplerが劇的に進化した!

触ってみればすぐわかると思いますが進化しすぎで驚きました。

 

SimplerNew

 

 

もっと新機能を詳しく知りたい場合はAbletonのサイトの新機能のページかAbsynthなどのSoft SynthやHard Synth、Ableton関連の記事を沢山書かれているMark Mohesr氏のサイトのModulateThisのこの記事に9.5のオンラインで閲覧と作成ができるマインドマップがとてもわかりやすいので見てみるのをおすすめします。

また初心者の方や他社のDAWから乗り換えて使い方や機能がわからない方やキーボードコマンドを自分の頭の中で整理したい場合には自分なりのマインドマップを作成してみる事をオススメします。

僕もキーボードコマンドを覚えたい時やシンセサイザーやプラグインで持っていないものや実は似たようなプラグインを持っていた事を発見する際や主に音楽的な用途で使っています。

オンラインで共同で編集できるものや色々なマインドマップのアプリケーションがありますが僕はMac,iPadで使えるMind Note ProがマップをMacとiPad間でiCloud経由で使用していますが結構便利ですよ。

https://mindnode.com/

 

Push2のPush1に比べて特に嬉しかったポイント

 

  • ブラウザがPush1よりとにかくサクサク!

Push1の時はMIDI TrackにAdd Deviceを押してブラウザが表示されるまでちょっと待たされ思い付いたアイデアを形にする流れが若干途切れてしまい僕のMacBookProの限界かな?と思い込んでいたのですが、Push2になりMIDIトラックを作成して【Add Device】や【Browse】を押した時のレスポンスが速くてなって僕はまずそこに感動しました。

以下はMIDIトラックを作成して【Add Device】を押してブラウズができるまでの体感速度です。これは是非楽器屋さんで体感してみて欲しいです。

以下はAnalogをLoadボタンを押すまでの表示です。 

 
 

ディスプレイが見やすくカラフルでとてもわくわくする!

ディスプレイがTeenage Engineering OP-1などでも使われているOLEDというタイプのディスプレイでとても見やすくかつ以下のAnalogやOperatorの波形やフィルターのタイプなどMacの画面を見ないでPush2をわくわくしながら触れます。

 
 
以下はOperatorをあえてDX7っぽい感じにする為にトラックの色を緑にしてみました。
なんとOperatorのUser波形がニコニコマークで可愛くて楽しくてMacやWindowsの画面で触るよりも数倍楽しく感じました。
 
 
 
Drum RackでのStep Seqでの打ち込みはPush1に慣れている方なら以下の様にすぐに打ち込む事ができます!
Step Seqのノートを押しっぱなしで各ノートの長さ、ナッジ、ベロシティを変えられる機能はPush1の時と変わらずに便利な機能だと思います。
 

新しくなったSimplerでサンプルを加工してみる!

 

空のSimplerをMIDIトラックにロードしてそこにサンプルをロードしてみる。
 
 
 
今回はPackの中のBeat Selection by SampleMagicというLive PackのドラムループをSimplerにLoadしました。
 

 

 
 
以下のディスプレイの波形表示の右上でmodeをClassic、One Shot、Slicingモードを切り替えます。
 
 
以下がSimplerのSlicing ModeでSensitivityの%によってスライスされる数が変わり叩けるパットの数が変わっていく様です。
Drum Rackの64Pad Modeに似ていますね。【Layout】ボタンを押すとDrum RackのStep Sequence モードみたいになりました。 
 

以上が月曜日に到着して夜更かしまたは朝一でAbleton Push 2をマニュアルも特に読まないでわかったことです。

意外に長くなっていまいました(笑)
 
Push1ユーザーはもちろんの事、昔のAKAI MPCシリーズやelectribe、ハードウェアシンセサイザーに慣れたら水を得た魚の様に演奏出来る方にはPush2になってからPush1よりもOLEDディスプレイの表示やボタンもPush1の時は正直言うととても慣れるまでは表示の文字がアダプタをつけている状態でも見えにくですが、そこも改善されました。
 
ただOLEDはアダプター無しでも動作しますが当然のことながらとても暗いので是非アダプタを付けている状態がベストです。
僕は鎌倉や藤沢の竹林のあるお寺でiPad Air2とKORG Gadgetなどをお寺でサウンドスケッチしているので、もしアダプタではなくモバイルバッテリー的なおすすめのものがあったら、この記事のコメント欄もしくは Twitterで @mekayama まで教えてください。
 
 
とにかく楽器屋でOP-1を触ったときの様なハードならではの楽しさで、僕も本当はそうですがハードに夢中になって作る人にはPush2はストレスもほとんど無いので、Push1よりもさらに楽器感が強くなったので夢中になれます。
  
おかげでDubspotのTraktorのDJのオンラインスクールの宿題やら出さなきゃいけないのがはかどらない週でした (笑)
 
 
 
 

SonicfactionのArchetype(Kontakt Instrument Bundle)がNKS対応した様です!

こんにちは!こんばんは!エレクト浪人です!

TB-303 Devilfish やSH-101などを実機に近く忠実に再現するSonicFactionのAbleton LiveのLive PackのバンドルのArchetypeというものがありそのArchetype Kontakt版ががNKS対応した様です

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NKS対応によりKomplete KontrolやMachine からブラウズ可能になります!

 

KONPLETE KONTROLの先日のバージョンアップによりNative InsttrumentsのソフトウェアインストゥルメントだけでなくArturiaやSoftubeなどサードパーティのソフトウェアインストゥルメントが続々と対応しはじめました。

現状の対応リストはNative Instrumentよりご確認ください。

https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/keyboards/komplete-kontrol-s-series/nks/

KOMTPELE KONTROLやMaschineは僕はスタンドアローンで起動入れるぐらいとても気に入っていますが、さらに楽しくなりました!

かつてKORE2という似た様な環境の製品がありましてディスコンになりましたが、KOMTPELE KONTROLソフトウェアとそれをコントロールするKONTROL S-Seriesを触っていてディスコンになった理由がわかりました。

とても素晴らしいIntegration感で製作のワークフローを加速する事は確実であると断言できます。 

またRob Papenや対応していないものもありますが、Twitterで「対応してくれ!」と日本語で叫んだとしてもデベロッパーにはその声は届く事はないと思うのでサードパーティのソフトウェアメーカーに英語でメッセージを頑張って送ってみることをオススメします。

少なくとも僕はプラグインだけでなく大好きなAbleton Live&Pushの機能要望をメールで送っています。

またいっかいさんがVSTのソフトウェアシンセサイザーをKOMPLETE KONTROLに対応させる方法をとてもわかりやすく解説しているので是非参考にしてみてください。僕もTALのNoise Maker, BASS Line 101,TAL-U-NO-LX V2,TAL SAMPLER,FAW Circle 2などのアサインを現在他のユーザーがどの様にアサインすればみんな使いやすいかを調べつつアサインしています。

また日本国内でもっともわかりやすく米国のDSubspotや英国のPointblankと同様にとてもいい動画をYouTubeで公開しとても尊敬しているしている音楽製作スクールのSleepfreaksさんのこちらの動画にてKOMPLETE KONTROLの解説動画で既にお持ちの方も購入を検討されている方も見てみるとKOMPLETE KONTROLおよびKONTROL S-Seriesの素晴らしさがわかると思います。

またYouTubeでその他の動画もとても勉強になりますのでスクールの方もとてもわかりやすくSkypeで教えてくれるので、特にPC/Macと音楽製作ソフトウェアを購入したけど右も左もわからないという方はまずは無料体験やメールで相談してみてはいかがでしょうか?

http://sleepfreaks-dtm.com/