それはやく12年前位でしょうか、僕は酔っ払いながらギターの接続をあれこれ試していました。
まるでモジュラーシンセのパッチの接続実験をエフェクターで行なっている感じであれやこれやと繋いだり接続順を変えたりして、どうやったらこの世にまだない音ができるかを常々考えていました(今でもかわりませんがw)
そしてある日、小型のミニミキサーと出力をパラアウトできる端子を使い、強引に入力側に戻してやる事により、太い発振音が得られるシステムを考案しました。
最近、そのシステムが書いてあるスケッチブックを発見し、やく12年ぶりにそのシステムを復活させました。
システムの接続図は以下の様な接続になります。
↑接続図
↑実際の配線の様子
↑ミニミキサーはこの様なものがいいでしょう。
入力に強引に戻す手段はDD-3のダイレクトアウトを使うか、最終出力にモノラル信号を分岐出来る端子を使ってミキサーに戻してやります。
このミニミキサーのDD-3からのDry,Wetラインからの戻りを開閉するだけでも面白いブーミーな音がしますし、Fuzz,SmallStoneを間にかますともっと面白い音がします。
Dry&Fuzz,Dry,SmallStone,Dry Open, Wet, Open, Wet&Small Stone
今の所、FUZZやフェイザーを僕は試しましたが他のエフェクトをかましてやると他にも面白い効果が得られるかも知れません。
ただし、この接続はエフェクターの寿命を縮めるかもしれませんので、冒険したくない方はやめておいた方が懸命かもしれません。
壊れたとしても僕は一切責任を負いません。あくまで自己責任で。