Ableton Liveユーザー視点でのMeeblip Anode Limited Edition レビュー

ここに来られる多くの方はOpenSourceSoftwareだけでなくOpenSourceHardwareというものをご存知かも知れません。

Ayah Bdeir(アヤ・ブデール)女史FounderでありCEOであり、コンクリートブロックやLEGO以来の組み合わせるという点で電気回路やセンサーなどを組み合わせて子供でも簡単に面白いものができるLittlebitsOpenSourceHardwareとしてGithubに公開されてます

 

Littlebitsって何?という方はこちらのアヤ・ブデール女史のTEDを見ればどの位の革命的なのかがわかると思います。

僕はAyah Bdeir女史やAdafruit IndustriesLimor “Ladyada” Fried女史の様なGeekで才能に溢れた女性がこの日本には少ない事が残念でなりません。

おそらくマスメディアが「リケジョ」などセンスのない言葉で特別扱いしたり男性の比率が多い大学や職場などにいる男性が無意識で物珍しい目で扱ったりしているのも原因の一つだと僕は思います。テクノロジーやプログラミングなど好奇心旺盛で向学心が強く才能あふれる人間に性別は関係ないと思います。

 

 

また他のOpenSourceHardwareで有名なものは芸術系の学生さんにも簡単にプログラミングやプロトタイピングを可能にしてくれるArduinoを始め、Mutable Instumentsの様々なシンセサイザーなどもGitHubで公開するなど例を挙げるとキリが無いほどOpenSourceHardwareの革命が起きています。

 

 

さて前置きが長くなってしまいましたが、その一つでMeeblipという海外メディアCDM(CreateDigitalMusic)の方達が中心となって作られた、OpenSourceHardwareHackableのベースシンセサイザーのMeeblip Anodeのオシャレな白いLimited Editionが現在$139.95で限定販売中です。

 

9月19日現在では残り僅かの様です。

 

限定という言葉に弱いのでゲットしましたw

 

僕が8月にオーダーした時点では

本体 :$139.95 USD

送料(USPSトラッキング付き): $9.95 USD

合計 : $149.90 USD

 

 

IMG 5183

 

 

これは組み立て済みでアダプターも付属していました。

 

 

IMG 5186

 

 背面はStereo Mini jackとMIDI Set Button、Power ON/OFFスイッチとMIDI INPUTがあります。

 

 

 

音はWaveTable音源でかなりエグ〜イ音がします。

 

 
KORG electribe2とセッション
 

今日は連休なので割と大きめの音でelectribe2からノートをMeeblip Anode LEに送りTweekingして見ました!

 

 

 

Ableton Liveからの便利な鳴らし方とMeeblip Anode用のMaxForLiveデバイス

既に御存知の方もいると思いますが外部ハードウェアをAbleton Liveで一番簡単に慣らすにはExternal Instrumentを使うと便利です。

Ext

またMaxForLive.comにMeeblip AnodeをLiveからコントロールするデバイスも幾つかあります。

でも折角なのでMeeblip Anode LEの白色に合わせたデバイスを自作してみようかと思ってます。

 

 

Device1

 

 

Device2

 
 
まとめ

このオシャレな限定版をゲット出来なくてもケースを3Dプリンターで自分の好みの色で作ったり、今後長く使ってて壊れてしまってもOpenSourceHardwareなので修理できたり(根性さえあれば)出来るのもいいですね。

特にMaxForLiveやAbleton Live内臓の音源、ソフトウェアシンセサイザーは使ったことがあるけどハードウェアシンセサイザーをちょっと使ってみたいけど大きいしお金も無いという学生さんや移動が多いでハードシンセ移動中に使いたい場合にオススメなのではないかと思いました。